【1/30(月)米市場】 ハイテク全滅。特にサービス大手、チップ、製造装置が厳しい。

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ハイテク企業決算への警戒

 先週のハイテク企業の決算を見て、今後の各社決算を警戒してハイテク全般で株価を下げる。

・フォード

 テスラへの対抗としてEV「マスタング・マッハE」を値下げ。EVの競争激化が予想される。テスラ、GMも下落

J&J

 ベビーパウダーのがん訴訟による負債を切り離したうえで破産させる計画を裁判所が否認。

 同様の訴訟を抱える3Mも安い。

・ファーウェイ

 バイデン政権は中国へのハイテク分野の取り締まりの一環として、インテル、クアルコムなどとのすべての取引の禁止を検討している模様。

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全体:

昨日は決算発表の企業は少なかったのですが、決算への警戒だけでハイテクが下げてしまいましたね。これまでの上昇が根拠があるように見えなかったので仕方がないでしょうか。個別ニュースもポジティブなものはみあたりませんでした。

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セクター別:

ヒートマップを見ると広く下げています。その中でもハイテク関係は総じて厳しいです。

インテルの決算が悪かったことからの連想や中国関連で、AMD、NVIDIAチップメーカー、AMAT、KLAの半導体製造装置などの下げが大きいです。

エネルギーも原油価格低迷を受けて下げています。

生活必需品が検討しています。このようになると多めに持っておいてよかったと思えます。
J&Jの訴訟のニュースは痛いですね。この関係のリスクはいわゆるディフェンス銘柄の防御力をそぎ落としてしまいます。

長期的にはハイテクは反落するべくして下落したとして気にしないようにします。

・原油

 各国の需要減退と、ロシア産原油の輸出堅調を受けて下落。

・国債

 FOMCを前にして改めて利上げを意識して金利上昇。

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原油価格が景気悪化をどこまで織り込んでいるのかよくわかりませんね。今後途上国も厳しい話が続くと思いますので、どのように反応するでしょうか。

いずれにしても中国の景気状況によっても大きく左右されるでしょう。3月から始まる全人代に向けてどのような政策を打たれるかが注目です。