今週はVOOを35万円、VCLTを21万円買い増しました。
持ち株は先週比プラス127万円です。全体で4000万円を超えましたね。買い増し分をのぞいた損益はプラス70万円です。
為替が2.2%の円安ですが、その下駄がなくても少しプラスでした。
CPIやPPIが予想より高く、金融引き締めが意識されました。その中でディフェンス力が高めの株や、債券が救ってくれました。精神的にありがたい展開です。
高インフレ率がずっとキープされるというノーランディングという言葉が出てきました。場当たり的、かつ状況の後付けにしか見えません。ただの「はやり言葉」として流していきます。


アメリカ市場のうごき
1月のCPI、PPIの発表がありました。いずれも事前予想を上回る上昇でした。加えて金融高官の利上げ継続発言が相次ぎましたので、ハイテクには厳しい展開でしたね。しかしその割にはなかなか株価は大崩れはしません。市場が楽観すぎるというのもありますが、米の底力も感じます。
エネルギー関連が大幅ダウンでした。原油需要の先行きが厳しく見られて値下がりしたことが大きな原因ですが、ここは読めませんので短期の動向は深く考えないことにします。ただし原油がもう一度大幅高になる可能性があるという危機感だけは常に持っておくようにします。ウクライナ戦争も、米中分断も、米と中東の不和も何も解決していません。ウクライナ戦争激化の春と、欧州が寒くなる時期は特に注視します。

私の良かった銘柄、悪かった銘柄
良かった銘柄
VDCが良かったです。
下の図ではオレンジがVDC,青がVOOです。この一年間を比べています。
VDCは安定感があるので、市場が厳しい時は持っていて安心です。

VCRもよかったですが、テスラの上昇に助けられただけです。イーロンマスクの動向や今後さらなる激化が予想されるEVの戦いの行方は分かりませんので、買い増す気にはなれません。
悪かった銘柄
VCLTが悪かったです。
5年間のチャートですが、見る気もなくなりますね。しっかりと利上げ前に債券を売っていた方は大きな利益出しているのではないでしょうか。ただし私は永久キャッシュ製造マシンと考えていますので、株価の動向はあまり気にしていません。ただ、株価も金利が下がって世の中の状況が落ち着けば最高値付近に戻ってくるのかなと漠然と考えています。

IAUも悪かったです。
金利上昇に対して相対的な魅力減ということで価格が抑えられてしましました。ただし、金利下落への将来的な期待と、インフレ・世界の不安定さへの保険の意義は変わらないです。
持ち株の割合

VOOの割合が20%になりました。少しハイテクのサプライチェーンで安心材料がありましたので、その分少しだけハイテクの割合を戻しました。まだまだ平常運転には程遠いですが。
EPIが少しだけ価格を戻しましたね。アダニショックを一時的なこととして、買い増す勇気が必要なのかもしれません。それにしても、もっと経費が安くて幅広くインド株を網羅しているETFはないでしょうか。インドの存在感が増えるのに従って徐々に充実してくるのかもしれませんが。
今後の方針
若干ですが、ハイテクのサプライチェーンの安定化に良い材料がありました。よくヒートマップを見ると半導体関連の地味な銘柄が少し回復基調だったりします。もちろん米中分断が解消されたわけではないので先行きの見通しは難しいですし、最終サービスの行き詰まりも解消されたわけではないですので厳しい曲面に変わりはないです。
色々ある問題の中でも一番を上げると、次世代のサービスに爆発力がなさそうということでしょうか。少なくともGAFAMの株価を10倍に上げる力はなさそうです。