【2/2(木)米市場】 FOMCの結果をみて、ハイテク大手への楽観視からNASDAQ上昇

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ピックアップ

・FOMC結果

 前日の0.25%の利上げ、パウエル議長のインフレ抑制に言及するコメントの流れで上昇が続く。

 特にハイテク大手が強くGAFAMはそろって3-6%程度上昇。

・米 1月ADP雇用者数

 ⁺10.6万人と予想の+18万人よりも少なかった。悪天候が響いたとみられ、労働市場悪化を示すかを読み取るのは難しい。

・米 新規失業保険申請者数

 前週は18.3万人と事前予想の19.5万人よりは少なかった。

META決算

 予想より良好な数字と経費削減、自社株買いなどで約20%の上昇。

・メルク決算

 10-12月の決算は予想より良好も、今後の見通しが悪く株価下落。

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全体:

先日のFOMC発表の流れを受けて、非常に力強い上昇となりました。

ただし、ナスダックは上げてダウは下げるなど、中身にはばらつきがみられる結果となっています。

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セクター別:

ヒートマップを見るとハイテクの上昇が大きいです。利上げ抑制の恩恵を得られるとしたことと、思ったほどサービス大手の決算が悪くないのではないかとの思惑があります。

通信、一般消費財といったセクターが全体が押し上げています。

私にはちょっと極端な動きに見えます。もう少し状況を見極めたいとの考えは変わりません。個人的には引き続き市場平均に負けていますが、守った結果として仕方ないですね。

一方でエネルギーは下げました。景気悪化・原油価格の流れは続いており、それが反映されています。

ヘルスケア、生活必需品なども悪いです。大手の決算が悪く価格転嫁の限界も言われていますが、株も高成長株にシフトされているのではないかと思います。

・国債

 特に2年物の金利が大きく下がり、長短金利差は接近。

・原油

 主要国の景気悪化の懸念が根強く、引き続き下落した。

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ゴールドが大きく下がっていますが、ドル高の影響が出ているようです。一時的な動きだと考えます。