



金融不安による倒産の連鎖は食い止められているとの判断。
・バーFRB副議長 SVB破綻、金融不安について
経営陣だけでなく、監督や規制も失敗した。
2021年に当局が状況を把握していたのにかかわらず対応が不十分でなかった。
今後規制強化に向かうことにより、貸出が厳しくなる可能性がある。
共和党は早くも規制案にけん制している。
・マイクロン 決算見通し
前日の閉幕後に今後の回復に自信を示すコメントを発表した。
株価は7%を超える上昇をした。
半導体関連株全体も引っ張られて上昇。

半導体は短期ではよいかもしれません。
AI産業の見通しは市場の期待ほど盛り上がるか?というとなんとも言えません。
ただし、短期の在庫水準で見たときにはもう少しで回復が見えそうです。
AMD、NVIDIAをはじめとする半導体関連はは数ヶ月くらいの短期では堅調な動きをするのではないかと思います。
過去のように5倍、10倍になることは難しいですが。
金融危機は落ち着いたとしてVIXも20を切りました。
過去を見ると、リーマンショックのときは数ヶ月ごとに大きな破綻がありました。
まだ警戒態勢は解けないです。

全てのセクターで株価が上昇した。
テクノロジーセクター +2.13%:
今後の半導体市場への回復期待が現れる。
不動産セクター ⁺2.13%:
金融不安が和らいだとして安心感からの買いが入る。


密かにメタが大きく回復しています。
GAFAMから脱落したと思いましたが、底力があるようです。

金利・商品も金融不安の後退を示す。
・国債
短期は金利高方向。FRBが金融引き締めを強めるとの観測。
・原油
景気後退による需要減を見越して若干の調整として下落。

落ち着いた値動きです。
円がドルに対して安くなっています。
銀行への不安が後退しているためとのことですが、米国の金利はこれから極端には上昇することはないでしょう。
それならば今後円高方向でしょうか。
投資をする上では円をドルにいつ変えるかまた悩みますね。
今日のまとめ
市場が金融不安からの落ち着きを取り戻していることは素晴らしいことです。
ただし、全面的にその流れに身を任せる必要はないです。
まだまだ先行きを疑いながら投資します。