【3/5今週の投資結果】 +92万円。上昇時も動きが地味ですが合格と考えます。

資産運用
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今週の買い増しは無しです。
損益はプラス92万円でした。S&P500よりも上昇幅が少ないです。相対的に素材やハイテクが良かったので、生活必需品などの割合が高い私のPFでは仕方がないですね。無理して利益を追うより、損を少なくすることを引き続き第一に考えます。

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アメリカ市場のうごき

経済指標は全体的には好調ですが、色分けもはっきりしてきました。労働市場が強く、消費・企業投資や決算はマチマチ、住宅は厳しいといったところです。
株価は金利動向と連動して動かなくなっているのが特徴でしょうか。一時FRBが警告する先行きの厳しさを織り込み始めたのかと思いましたが、まだまだのようですね。

アメリカ単体で見たときに今後の成長を疑わないという考えもありますが、長期で見たときの相対的な強さではアメリカは下がる一方です。例えばGDPや人口の世界シェアが上がっていくことはないでしょう。すぐにドルが基軸通貨から外れることはないですが、長期マイナストレンドがあるとして、冷徹に見ていきたいです。

ヒートマップで見てもハイテクが良いのが目立ちます。ただし前週が厳しかったので、揺り戻しも多分にあるでしょう。

決算発表でセールスフォース、C3・ai、ズームなどが良く雰囲気に貢献しましたが私は懐疑的です。ブロードコムの決算が思ったより堅調であった方がうれしいニュースです。

金融高官の発言で一部金融引き締めの話もありましたが、総括すると「次のFOMCで0.5%の利上げはありうる」でした。株式市場が楽観視しすぎだと思います。
FED watchだと次回3/21,22のFOMCで、0.5%利上げされる確率が30%に迫っています。万が一の話ではなくなっています。
次回CPI発表が3/14にありますが、この辺りでバタバタしたくないですね。

私の良かった銘柄、悪かった銘柄

良かった銘柄
EPIが良かったです。
体感として「アダニ」という単語が少しニュースから減りました。
インドはG20の活動などを通じて着々と途上国の盟主の位置を取りに行っています。ぜひ頑張ってもらいたいです。仕事を通じてインドの国柄・インド人の気質も知っているので、簡単ではないことは分かっていますが。

IAUが良かったです。
二月が悪かったので揺り戻しですね。1800ドルに近づいたことで買いが入ったこともあるでしょう。
今後利上げ基調であれば相対的にパフォーマンスは厳しいかもしれません。お守りとしてどこまで持っておくかということになるでしょう。

悪かった銘柄
VDCが悪かったです。
個人消費はそれほど悪い指標はないのですが、ハイテクなどが上がる局面では仕方ない部分もあります。

VCLT,VCITも悪かったです。
金利上昇なので、そのまま反映されてしまいました。

持ち株の割合

VOOとVDCの差がついていますね。どの割合が適切なのかは迷うところですが、ハイテク・通信関係の長期投資が途切れないなら素直にVOOでよいかもしれませんね。今後2030年ころに向けてもう一段通信規格の更新(6G)に向けての投資があります。現在の5Gへの投資から切れ目なく行われるようであれば非常にありがたいです。

今後の方針

今週は日本でNTTとKDDIが光半導体・通信分野で協業することが発表されました。エネルギーや通信速度の問題を一挙に解決するという技術です。壮大な話で世界の標準が取れるかはまだまだ分かりませんが、注目すべき話です。
アメリカで光の分野を主導する企業は私は分かっていませんが、もし見つけたら将来性が非常に高いかもしれませんね。時価総額が100兆円になるという話ではないですが、今の株価が10倍、100倍にはなるかもしれません。

また、引き続き現金の扱いに困っています。持ち株と同じくらいの額を現金でおいています。インフレ下でやってはいけないことの気もしていますが一気に何かを購入する勇気もありません。

結論としてはいわゆるディフェンシブ銘柄、EPI、債券、ゴールドを買い増しの中心に考えつつも、普通にS&P500も底堅いのかなと考え始めています。