【4/2今週の投資結果と市場】 +98万円。市場の安心感の恩恵を少し分けてもらう。 

資産運用
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損益はプラス98万円でした。
先週ブログをお休みしたので2週間分ですがm(_ _)m

今週はVHTを33万円、AIUを31万円買いました。
それを含めると持ち株は163万円増えました。
為替はほぼ変動なしですので、円貨の変動がそのまま株価の動きです。

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アメリカ市場のうごき

金融不安和らぐ
破綻したSVBの資産を買い取る銀行が決まったことで急激に金融不安が後退しました。
イエレン財務長官も相次いで金融機関の連鎖が続かないような政策を発表しています。
短期的にはもちろんプラスです。
ただし、長期の成長力や競争力にはマイナスだと思います。
日本の例を出すまでもなく「いざという時は助けてもらえる」となると、怠慢につながります。

インフレ後退
PCE、ミシガン大消費者信頼感指数ではインフレ後退が進んでいることが確認できました。
市場は利下げが近いのではないかとの期待をしています。
まだまだ2%のインフレ率には遠いのですが、皆が船に乗り遅れないようにしています。

ヒートマップ
上昇を示す緑色が多いです。
いわゆるグロース株からディフェンシブ銘柄まで満遍なく上昇しています。
情報を都合のいいように解釈しているから起こる現象にも見えます。

次回FOMC予想
利上げがないとする人と、0.25%の利上げを予想する人が半分づつです。
引き続きFRBは正解がない問題を突き付けられているように感じます。

利上げをしてもしなくても結果論で批判されるでしょう。
一度利上げ停止をして、再度利上げをすることも難しいでしょう。
非常に対応が難しいです。

半導体 米中競争
日本が米国の要請に応じて、実質最先端の製造装置を中国に販売しないことを決めました。
中国は反発しています。
マイクロンへのサイバーリスク阻止のための調査も含めて、米中のせめぎあいの一環ということでしょう。

だからと言って、中国はたとえ合法的にでも台湾を併合すれば最先端半導体が手に入るというものではないです。
各メーカーが製造ラインに張り付きでメンテナンスをしないといけないですので。

また、中国が独力で装置で西側に追いつくのは至難の業です。
中国は今後の目標設定がしづらい状況です。

私の良かった銘柄、悪かった銘柄(二週間分)

良かった銘柄
VCR(バンガード米国一般消費財 サービス セクター ETF)
セクターとしては一般消費財という名前がついていますが、アマゾンとテスラの動向に大きく左右されます。
当面買い増しはしないと考えています。

三井物産
配当は3%を超えていますが、今後も増配が期待できます。
PBRもやっと1倍を超えてきたところです。

いわゆるコングロマリットディスカウントの見方で、さらに上昇する可能性があります。
GEとは違ってマネジメント不全には陥らないと思いますが。
ただし、日本の国力との相関が高いと思いますので、その意味では期待しづらいです。

悪かった銘柄
IAU( iシェアーズ ゴールド トラスト)
2週間前は金融不安がまだ強かったので、安全資産としての金の需要がより高いと考えられていました。
安心感が広がった分、その上昇が消えました。
その後金利低下期待でゴールドは上昇しましたが、2週間前には追い付かなかったですね。

持ち株の割合

買い増した分、VHT、IAUの割合が上昇しています。
まだハイテク関係の割合が抑えられているので、直近の金利安期待の恩恵は少ないです。
S&P500の上昇に全く追いついていませんが、覚悟の上なので気にしません。

今後の投資方針

金融不安が起こると考えている人と、起こらないと考えている人で大きくわからています。
どちらかに偏った考えをとることだけは避けたいと思います。

短期ではAIブームと半導体の需給改善からハイテク関係が大きく上昇する可能性はあるでしょう。
それでも危機があった際に「何か」がある可能性も高いのではないでしょうか。

例えば決算操作は、いつも事前にわからないからこそ、発覚したときに大事件になります。
歴史も浅く、ビジネスモデルも新しく、競争の激しい業界はその誘惑は高かったのではないかと想像します。

結論としては引き続き守りを固めたいです。
ただし、日本円の手持ち現金をどうするかという問題もありますので、株を買わないということではありません。

買い増しするのであればディフェンシブ銘柄、EPI、債券、ゴールドといったところは変わらずです。