【4/6(木)米市場】 ブラード総裁が安心感をもたらし、少しリスクオンの雰囲気。

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株価の動向
雇用の弱さの心配よりも、安心感の方が強い。

・米 新規失業保険申請件数
 22.8万人と、予想の20.1万人よりも多い。
 引き続き労働市場は悪化も、金曜日の雇用統計の発表待ちのムードが漂う。

・セントルイス連銀 ブラード総裁
 「米国の銀行破綻によって、信用収縮を引き起こし不況に陥らせるとは考えていない」
 利上げ継続を求める。

IMF 経済見立て
 ゲオルギエワ専務理事「今後五年間の世界経済成長率は3%」
 「1990年以来の低さとなる」

・中国外交
 マクロン フランス大統領「習氏ならロシアに理性取り戻させると信頼している」

 フォンデアライエン欧州委員長「台湾の現状変更に反対」

 サウジとイランが北京で外相会談を行う。
 米国がいないところで中東の会話が進み、影響力低下を引き続き示す。

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重要指標を控えて様子見と、ブラード総裁の発言による安心感のムードが広がりました。

雇用市場
悪い唐家が続きますが、金曜発表の失業率と非農業部門雇用者数の発表に注目です。

米中関係
 中国の外交が活発です。
 米国が相対的に弱くなっていることに起因しています。
 台湾問題でも、米国は中国と断交は絶対にしないとの前提ですので迫力がありません。
 少しづつ中国が押しているように見えます。

セクター別・個別株
AI関連は活発。

通信サービスセクター +2.0%
 大型ハイテク株が反発。
 METAが対話型AIの今年商用化を発表するなど、AI関連は引き続き好調。

エネルギーセクター -1.1%
 これまでの上昇への反落と、景気後退の予想からのエネルギー需要減を見込む。


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騰落はまだら模様ですが、全体としては幅広いセクターで値上がりしています。

国債・商品・為替
大きな動き無なし。

ゴールド
 利益確定の動きで反落するも、高い水準を維持している。

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ゴールドは今日はやや下がりましたが、安定していますね。

まとめ
リスクオンからハイテク株にシフトしています。
オンオフの切り替わりで毎日忙しいですね。

長期投資としては中国の動向が気になります。
今後米株を中心でよいのかの大きな判断材料です。
米国株を減らしても、中国株はリスクが大きすぎて買えないですが。