【6/5週 米市場見通し】債務上限問題の解決を受け、様子見の一週間か。

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債務上限問題が収束ました。
アメリカの景気はそれなりに良い状況を保っています。
来週の大きなイベントを控え、様子見ムードが強そうです。

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米国市場

債務上限解除の法案が議会を通過し、バイデン大統領もサインしました。
今後、より実態経済に重点が置かれていきます。
労働需要は好調も平均時給が落ち着きつつあり、大幅な景気後退なく乗り切れるのではないかとのムードが出ています。

AI祭りともいわれる状態がいつまで続くでしょうか。
半導体の需要回復までこの状態が続けられて、よい雰囲気がずっとキープできれば良いですが至難の業でしょう。

AI以外の投資や市場の回復は想定よりも後ろ倒しになる見方が強くなってきています。
下期からすぐに回復することはなさそうです。

データ発表予定

企業の景気指標が続きます。
大きく崩れなければ安心感が広がるでしょう。

来週にCPI、PPI、FOMCと重要イベントが多くあります。
様子見のムードが漂いそうです。

決算予定

主要企業はありません。

全体動向への影響のある決算はなさそうです。
AI祭りに水を差すような発表もない見込みです。

長期投資のピックアップ

中国景気
どう考えても厳しい状況です。
ここにきても政府の大型対策がないということは、手を出せない状態になっているのではないでしょうか。
それがインフレなどのテクニカルな問題なのか、財源の問題なのかは微妙ですが。
最近のインフレ率は落ち着いていますが、景気刺激策で再高騰したときの人々の反発は大きいでしょう。

そうであるなら米国企業はじめ海外勢はいかに中国への依存を減らせるかがカギとなります。
特に中国がないと成り立たなくなっている欧州企業は厳しいでしょう。
そのすきを付ける企業が業績を伸ばすかもしれませんね。

まとめ

債務上限問題が収束しました。
様子見ムードが漂うと想定しています。