家を買う時に「資産価値」として考えたこと

資産運用
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私は数年前に一戸建てを買いました。
その時に資産運用の考えたことをお話させていただきます。少しでも参考になればうれしいです。

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土地と建物の資産価値の違い

私が買ったのは「木造一戸建て」です。
資産価値が〇〇年後に●●%下がるという言い方をされましたが簡単には納得がいきませんでした。
そこで考えたのは土地と建物で価値の変化は違うのではないか?ということです。

土地の場合・・・
土地は値上がり、値下がりはありますが、年月が経つにつれて価値が減っていくものではないです
もちろん「人口が減っていく」とか「再開発がある」などで土地の価格の変動はあります。
良し悪しありますがインフレも考慮しなければいけません。ただし、建物とは全く違います。

建物の場合・・・
年月とともに資産価値は減っていきます。
どれくらいの速さで価値が減っていくかは考え方が様々あると思います。
例えば「法定耐用年数の22年で価値がなくなる」という計算もあると思います。「より長い期間住めるし売れるのだから価値はある」というどちらの考えも間違いではないと思います。
ただしどのような計算方法でも必ず価値は減っていきます。

大事なことは長期で資産をシミュレーションする場合、土地と建物で別に計算するということです。

もう少し具体的に・・・

土地が3000万円、建物が2000万円の合計5000万円の家を考えます。
その場合の10年後の資産価値は土地は3000万円のままで考えて計算してよいと思います。
建物は22年で価値がなくなってしまうと考え方ると、10年後の価値は半分くらいになります。

もちろん土地は換金しづらいとか、売却の時の費用をどのように見ておくか、修理の費用はどうするか など考えるべきポイントはいろいろあります。
ただし一番言いたいのは、ローンでも現金でも土地の3000万円は形を変えて「資産」として残るということです。そして建物の2000万円は資産としては長期で減っていってしまうということです。

住まいは人生で一番高額の買い物になる方が多いです。将来の資産がいくらか?を考える時分けて考えることをお勧めします。
老後までの資産表を作れば、同じ価格の不動産でも土地と建物の割合が違ったら、将来資産は大きく違います。「同じお金を払ったはずなのに・・・」ということですね。

まとめ

どのような家を買うかということは資産づくりの計算に非常に大きくきいてきます。
少し手間がかかりますが、ぜひ土地と建物を分けてシミュレーションして下さい。

私はこの考え方を元にして、初め検討していたより良い場所の物件購入に踏み切れました