厳しいムードですね。
全体的にはハイテク企業の決算で踏みとどまっているいますが。




株価の動向
金融不安から全体的に下落ムード。
・ファーストリパブリックバンク
規制当局は格付けを引き下げる可能性についても言及。
新株発行の報道もあった。
これらを受けて前日に引き続き大幅株安が続く。
金融不安から銀行株も下げる。
・サマーズ元財務長官
低金利でベースのインフレ率が2%から5%になったと分析した。
「経済が著しく減速しなければ2%には近づかない」
決算
・マイクロソフト
売上、利益ともに予想を上回る。
AI,クラウド事業が順調と判断
・アルファベット
広告事業の健闘、クラウド事業の黒字化が評価される。
株価は発表直後は上昇も、 リストラ費用の計上が大きく徐々に下降。

引き続きファーストリパブリックに注視です。
引き続き各社決算は健闘しているものの、金融不安で株価は下落してしまいました。
インフレ率も下がりきってはいません。
金融危機下のインフレとなれば、だれも想像していない世界になります。

セクター別・個別株
ハイテクのみ決算発表を基に上昇しています。
情報技術セクター +1.4%
マイクロソフト、NVIDIA、AMDが全体を引っ張る。
下げている銘柄も多く、銘柄が個別判断された。
資本財・サービスセクター -1.8%
金融不安、景気後退判断から大きく下落した。


先行きの厳しさが出ています。
マイクロソフトの決算のおかげで壊滅的なマイナスにはならなかった印象です。
その後時間外のMETAの発表も好調で引き続きアメリカ経済は、テック大手が支えていることを実感しました。
ただ以前のような爆発的な成長はあり得ないです。
経済規模のキャップがあります。
まとめ
何か一つ大きなニュースがあれば、一気に不況モードになりそうです。
金融、ハイテクの大手が無事決算を乗り切ってくれることを祈るばかりです。
アマゾンの決算を心配しています。
クラウドは元々一時の優位性はなくなり、AI開発も競合に後れを取っている印象を与えてしまっています。
数字が悪かった場合どのようなとらえられ方をされるか恐ろしいです。
あとは半導体企業でしょうか。
悪いことは見えているので、市場が過剰に反応しないようにしてほしいです。