1/10(火)の米市場 パウエル議長からタカ派発言が出ず、市場は株高で反応。

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トピックス

・FRBパウエル議長

 「金融政策は短期的な政治から切り離すべき」

 「経済を減速させるために金利を上げるため、短期的には人気のない措置が必要」

 利上げの必要性を述べるも、今後の見通しは発言せず。タカ派発言を予想していた市場には安心感が広がり株高。

・FRBボウマン理事

 「インフレとの闘いにはまだやるべきことが残っている」

・アトランタ連銀 ボスティック総裁

 「5%以上の金利を長くキープする。」

・JPモルガン ダイモンCEO

 「金利は6%以上になる可能性が高い」

 

引き続き12日のCPIの発表まち。予想は+6.6%と前月の+7.1%から減少見込み。市場は金利を+0.25%とする見方が強い。

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全体:

パウエル議長の発言を重視して、金利安・株高となりました。ここ数日金融高官のインフレ警戒の発言が続いていますが、それらを無視していますね。市場参加者が都合のいいように解釈しているようです。

CPI発表でまた大きく変動する可能性がありますが、長期投資家としては一喜一憂してはいけませんね。

 

セクター別:

幅広い銘柄で上げていますね。特に景気循環銘柄の買戻しが強いです。

ディフェンス銘柄はさえませんね。

一ヶ月の騰落です。ヘルスケアと、生活必需品関連は下げています。これまで上昇していた調整が入ってしまいました。

ただし、長期投資としてはすぐに反応して景気敏感株を買うようなことはできません。地味にディフェンス株を中心に狙っていきます。

・国債

 相次ぐ高官発言を受けて金利高。

・原油

 引き続き、中国のコロナ隔離措置撤廃により需要増を期待して上昇。

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金利はあがっていますね。株価よりもこちらの方が正しい反応でしょう楽観的になれるような状況はないです。

中国の支出回復を見越しているとしたら、これも危ういです。政府支出以外で頼れる気はしません。

金は安定していますね。私は数年単位ではまだまだ上昇が見込めると考えています。

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