



トピックス
・米 12月生産者物価指数(PPI)
前月比-0.5%と予想の-0.1%より大幅減。コロナ初期の2020年4月以来の大幅減。
食品とエネルギーを除くコアPPIは前月比+0.1%。予想と一致。
・米 12月小売売上高
前月比-1.1%と予想の-0.8%よりも落ち込む。景気悪化を表す。
・セントルイス連銀 ブラード総裁
できるだけ早く金利を5%以上に引き上げるべき。
・マイクロソフト決算
10000人の従業員の削減を発表。全従業員の約4.5%。
・IBM
モルガンスタンレーから格下げを受け、3.3&の下落。
41%減益も予想よりは減少幅は少ない。
・4Q決算全体
S&P500は3.9%の利益減少を予測する。

全体:
小売り売上、PPIと景気悪化を裏付ける指標が出ました。決算もさえませんので株価が良くなる材料がないですね。S&P500は10月頃より1割程度上昇していましたが、それを全部吐き出しても全く驚きはありません。
最近積み立てでS&P500をやめる人を見かけるようになりました。ここが踏ん張りどころだと思います。正解が間違いなくS&P500であるとは言いませんが、現金を含めた他の資産との比較は冷静にしましょう。
セクター別:
ヒートマップは目に痛い赤一色ですね。ただし構成比の大きいアップル、グーグル、アマゾンといったところが小幅減に収まっています。今後決算発表が進むにつれてどうなるか、動向に注目です。
もはや金利が安くなったから株価が上がる ということはないですね。
一番落ちたセクターは生活必需品でした。小売り売上高の発表を意識でしょうか。


・為替
日銀の政策決定会合が緩和継続を発表して円安。
・原油
米の景気悪化懸念が、中国の回復期待を上回って下落。

金利が下がってきていますね。債券の購入は、可否の決断をしないといけないタイミングでしょうか。私の持っているVCLTでは底値から2割近く戻してきました。