1/18(水)の米市場 12月PPIが景気悪化を示し、決算も踏ん張れず株価は下がる。

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トピックス

・米 12月生産者物価指数(PPI)

 前月比-0.5%と予想の-0.1%より大幅減。コロナ初期の2020年4月以来の大幅減。

 食品とエネルギーを除くコアPPIは前月比+0.1%。予想と一致。

・米 12月小売売上高

 前月比-1.1%と予想の-0.8%よりも落ち込む。景気悪化を表す。

・セントルイス連銀 ブラード総裁

 できるだけ早く金利を5%以上に引き上げるべき。

マイクロソフト決算

 10000人の従業員の削減を発表。全従業員の約4.5%。

・IBM

 モルガンスタンレーから格下げを受け、3.3&の下落。

 41%減益も予想よりは減少幅は少ない。

・4Q決算全体

 S&P500は3.9%の利益減少を予測する。

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全体:

小売り売上、PPIと景気悪化を裏付ける指標が出ました。決算もさえませんので株価が良くなる材料がないですね。S&P500は10月頃より1割程度上昇していましたが、それを全部吐き出しても全く驚きはありません。

最近積み立てでS&P500をやめる人を見かけるようになりました。ここが踏ん張りどころだと思います。正解が間違いなくS&P500であるとは言いませんが、現金を含めた他の資産との比較は冷静にしましょう

 

セクター別:

ヒートマップは目に痛い赤一色ですね。ただし構成比の大きいアップル、グーグル、アマゾンといったところが小幅減に収まっています。今後決算発表が進むにつれてどうなるか、動向に注目です。

もはや金利が安くなったから株価が上がる ということはないですね。

一番落ちたセクターは生活必需品でした。小売り売上高の発表を意識でしょうか。

・為替

 日銀の政策決定会合が緩和継続を発表して円安。

・原油

 米の景気悪化懸念が、中国の回復期待を上回って下落。

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金利が下がってきていますね。債券の購入は、可否の決断をしないといけないタイミングでしょうか。私の持っているVCLTでは底値から2割近く戻してきました。