



10-12月決算
・マイクロソフト
昨日の決算発表を受けて一時4%安まで売られるも、徐々に買戻しが入る。
・テキサスインスツルメンツ(半導体)
売上は46.7億ドルと前年比3%の減少。1-3月も厳しい予測を示す。
・ASML(半導体製造装置)
売上高は予想通りだが利益は18億ユーロと予想(16.8億ユーロ)を上回る。1-3月見通しもアナリストの予想よりは強い数字を発表。
ウェニンクCEO「過度な半導体輸出規制は半導体メーカーのコスト高につながり得る」
・テスラ
閉幕後に決算発表。売上243.2億ドルと予想の240.7億ドルを上回る。EPSも1.19ドルと予想の1.12ドルを上回る。
ただし発表された値下げの影響は12月までは含まれない。

全体:
各社の決算発表がつづきます。厳しい決算が続いて市場が開いたあと大きく下げましたが、徐々に戻しています。結果として前日比で大きな動きがなく終わりました。
大枠では事前に予想していた通りの決算内容ということでしょうか。株価としては面白味はない動きですね。

セクター別:
ヒートマップでは上げ下げまちまちですね。
セクター別では素材が良かったです。全般によかったわけではなく金属などに強く買戻しが入っています。
ハイテク関係はマイクロソフトの今後の予測に引っ張られて全体的に良くないですね。特にグーグルの下げが目立ちます。決算数字自体は思ったほどよくなかったので、昨日ブログを書いた時点では上がるかなと思ったのですが、、、

これまでの決算発表で特に驚くものはありませんが、思ったより大企業が粘り腰の印象があります。利益率が若干落ちているものの、売上高はある程度キープできています。
ただし、まだハイテクの比重を増やしていく気にはなれません。

・国債・為替
金融引き締めが弱まるとみて金利低下、ドル安。
・原油
中国がコロナから回復する人が増えているとの報道もあり、需要の回復を期待して上昇。

原油は80ドル近辺で落ち着き始めています。奇跡的な暖冬で欧州エネルギー価格が抑えられていての価格ですので注意は必要です。
金価格は過去最高値の更新が視野に入ってきましたね。さえない株価が続く中で楽しみです。