株式
DOW 30 | 30,333.59 | -90.22 | -0.30% |
S&P500 | 3,665.78 | –29.38 | -0.80% |
NASDAQ | 10,614.84 | -65.66 | -0.61% |

米失業保険申請者 先週は予想外に減少。雇用市場の強さは続く。
フィラデルフィア連銀ハーカー総裁 「年末までに政策金利は4%を大きく超える可能性が高い。」
AT&T、アメリカン航空 売り上げ、収益ともに予想を超える。
IBM、LAM 決算を受けて上昇。
テスラ 前日の決算発表を受け6.7%減。粗利益率伸びず。
金利上昇を受けて株価は下落。

決算は本当にまちまちですね。
ここで方向感が出ないとなれば、やはり金利が大勢を決めていきます。
国債
10年 | 4.237 | +0.108 | +2.61% |
2年 | 4.6143 | +0.0620 | +1.37% |

ハーカー総裁などのタカ派発言でFRBの継続利上げが意識されて引き続き上昇。

FED watchによると11月、12月と0.75%を2回上げるとの見方が多いようです。


金利の天井がなかなか見えない中、各種社債が1年前からは考えられない利率がついてます。
コモディティ
原油(WTI) | 85.71 | +0.16 | +0.19% |
金 | 1632.50 | -1.70 | -0.10% |
5:50現在

原油 中国の新型コロナ政策緩和を受けて需要増加を意識して上昇。
金 金利上昇を受けて引き続き低下。

原油は方向感出ないですね。
上昇も下落も強烈な要素がある中での綱引きです。
為替
USD/JPY | 150.1460 | +0.3310 | +0.2209% |
EUR/USD | 0.9786 | +0.0012 | +0.1248% |

英 トラス首相辞任。混乱が長引かないとしてポンドは上昇。
円 日米金利差から円安。150円を突破。

日本財務省「投機による過度な変動に対しては断固たる対応を取る」
そもそもの構造問題があるから投機筋のターゲットになっていないのではないでしょうか。
潜在成長率が高かったり、利上げできる状態なら状況ちがいます。
VIX | 29.98 | -0.78 | -2.54% |

英トラス首相辞任で少し落ち着きました。
ピックアップニュース
中国で半導体マーケットの混乱を受けて「グレーマーケット拡大」とのことです。
流通経路がわからないような半導体が組み込まれているとは恐ろしいです。
記事の中では車市場も怪しい雰囲気でした。
久しぶりに中国製品の品質が問題になってくるかもしれません。
それにしても中国の人の商魂たくましさに驚きます。
コロナ初期のマスク確保/転売の動きも早かったですね。

ひとりごと
トラス英首相はマーケットにも、保守党にも、国民にも、バイデン米大統領にもNOを突き付けられました。
結果として2か月持たずに辞任です。
減税は就任前から言っていたとおりだと思うのですが。
次の首相は何を言えばよいのでしょうか。
「インフレ退治」か「庶民に寄り添った生活支援」しかないでしょう。
前者は米のように明らかに経済を悪くしますが、米よりエネルギー問題が厳しいためより深刻になります。
後者であればいずれにしてもアクセルとブレーキ両方を踏むことになるため、トラス氏との違いを説明するのが大変です。
なんとなく安心感が広がっていますが、全くそうではないのではないでしょうか。