株式
DOW 30 | 33,745.69 | +199.37 | +0.59% |
S&P500 | 3,963.34 | +18.78 | +0.48% |
NASDAQ | 11,146.06 | +1.10 | +0.01% |

トピックス
・ ミネアポリス連銀カシュカリ総裁
金利をどこまで上げるかは未解決の問題。
・ボストン連銀コリンズ総裁
12月FOMCの利上げ幅はまだ決まっていない。0.75%の利上げも選択肢。
・米 10月の中古住宅販売
5.9%減の443万戸。住宅ローン上昇が影響を与えている。

3Q決算
・ギャップ(アパレル)
売り上げ・収益ともに予想より良く、株価は7.38%の上昇。
・ロス・ストアーズ(ディスカウント店)
売り上げ・収益ともに予想より良く、株価は9.86%の上昇。
4Qのガイダンスを引き上げ。販売状況はよいことと、品揃えを充実させるため。
・ウィリアムズ・ソノマ(家具)
予想より利益は下。厳しい経済環境を基に4Qのガイダンスを撤回。

小売りの決算を見ると足元の動きは悪くないようですね。
FRB高官が「楽観はしないように」とのメッセージを続けてだしていますがそれに負けていませんでした。
国債
10年 | 3.833 | +0.060 | +1.58% |
2年 | 4.593 | +0.0850 | +1.92% |

先日のブラード総裁に続き、カシュカリ総裁、コリンズ総裁の発言を受けてさらなる利上げを意識。

FRB高官の発言を素直に反応し続けているようです。逆に景気判断がそれしかないとのことでしょうか。
コモディティ
原油(WTI) | 80.09 | -1.55 | -1.90% |
金 | 1,751.50 | -11.50 | -0.65% |

原油 中国需要低迷と金融引き締め強化で市場は弱気になっている。
金 金利上昇を受けて下落。

原油価格が落ち着いています。インフレはこれをもとに一息ついていますが、油断はできません。
為替
USD/JPY | 140.3420 | +0.0960 | +0.07% |
EUR/USD | 1.0328 | -0.0037 | -0.36% |

米利上げ観測を受けてドル高。
VIX | 23.12 | -0.81 | -3.38% |

昨日のニュースは、サプライズはなかったですね。
ピックアップニュース
イーロンマスクがTwitter社員にハードワークを求め、混乱を引き起こす
記事抜粋:
・非常に多くの従業員が退職を決定したため、どの従業員が引き続き会社の資産にアクセスできるかについて混乱が生じました。
・一部社員には会社にとどまるようにイーロンマスクが説得した。
普通の人がやっているのであれば「何をやっているのだ」ということでネガティブな反応だけで終わりです。ただイーロンマスクということで、「私たちが図れない計算で動いているのでは?」と期待します。
社員数の考え方として「ビジネスモデルとしてこれぐらいの規模が適性」というのを見極めたのかもしれません。
Twitterの画期的な技術が何かというとよくわかりません。GAFAMであればわかりやすいのですが。その中でコミュニティを運営し続けるのであれば、思ったより小さい規模でよいのかもしれません。例えばLINEの社員数は2000人だそうです。Twitterの7500人は多すぎたように思えます。
ひとりごと
NISA枠拡充の案が出てきています。大幅に枠の拡大をするようです。
問題は、「これまでに投資をしなかった人がやるようになるのか。」です。情報格差による所得の差は広がるだけです。
ここを埋めようと金融教育を進めるという考えもありますが、教育を金融機関に依存しなければいけないなら望み薄です。「S&Pか全世界のコストが安いETFへの投資がお得です」とは言わないでしょう。
結局投資をしている人がさらに得するだけではないでしょうか。個人的には非常にありがたいですが。
普通の人が投資するには「皆が労働しながら資本も持つ普通の資本主義」に転換する気があるかどうかです。国があるようには見えませんが。