株式
DOW 30 | 32,827.00 | +423.78 | +1.31% |
S&P500 | 3,806.80 | +36.25 | +0.96% |
NASDAQ | 10,564.52 | +89.26 | +0.85% |

トピックス
・IMF総裁 金利ピーク近い
国際通貨基金(IMF)のゲオルギエワ専務理事がCOP27で発言。インフレは根強い可能性があるとも。
・9月消費者信用残高
+249.8億ドル(予想 +330.0億ドル)。引き続き高水準の上昇も、一服感も示す
・メタ
数千人に上る人員削減の報道を好感して6.5%上昇。
・アップル
中国のフォックスコン工場がゼロコロナ政策により稼働率悪化。iPhoneの出荷量約300万台減。
・テスラ
イーロンマスクがTwitter追加支援のためにテスラ株の売却が必要になるとみて下落。
・8日の中間選挙、10日の消費者物価指数(CPI)待ち

3Q決算
・バークシャー・ハサウェイ
増収の発表により株高

選挙、CPI発表を控えて大きな材料がない中、先週下がった株の回復といったところでしょうか。全面的に高いですね。

国債
10年 | 4.222 | +0.064 | +1.54% |
2年 | 4.7237 | +0.0720 | +1.54% |

先週の雇用統計で金利のピークは遠のくと判断。

まだしばらくは高金利状態が続くでしょうか。あとから考えると、今が債券購入の黄金期だった となるかもしれません。
コモディティ
原油(WTI) | 91.94 | -0.67 | -0.73% |
金 | 1,677.50 | +0.90 | +0.05% |

原油 米のシェール生産量がコスト増で伸びず。

以前は原油高のときはシェールの供給があがるので上値が抑えられるとされてきましたが、想定通りにはいかないですね。
原油はアメリカの選挙で影響もありそうです。共和党が勝ったら化石燃料の使用に舵をきるとの思惑で、原油が高い方に振れるかもしれません。
為替
USD/JPY | 146.5730 | -0.0810 | -0.0552% |
EUR/USD | 1.0023 | +0.0065 | +0.6517% |

ドル FRBが利上げ緩和と見てユーロ高が進む。パリティ(EUR/USD=1)を回復

これから利下げが意識されてでドルがどこまでさがるかですね。為替に注目した場合、日本円をドルに換えて株を買うことを躊躇してしまいそうです。
VIX | 24.49 | -0.06 | -0.24% |

落ち着いていますね。
ピックアップニュース
レイオフは株価を上げるとのことです。大手テクノロジー企業は経費削減のため、今年約10万人の削減を発表しているようです。
確かにメタも大きな人員整理が発表されると大幅に高くなりました。少なくとも個別企業にはよいニュースでしょう。
また、記事内にコロナ機関で「あまりに急速に規模を大きくし過ぎた」とありました。私もコロナ前も含めて成長が急激すぎたと思います。どれだけ革新的な企業とは言えGAFMAだけでアメリカ企業の株式時価総額の2割を超えるのは集中しすぎでしょう。
今後優秀な人はWEB3.0でスタートアップに参加したり、テクノロジー企業以外の技術に貢献したりとなるでしょう。例えば、P&Gなどでのマーケティング力の向上は楽しみです。アメリカ全体にもよいことかもしれません。
ところで、日本企業はこのような人材を採ることはできるでしょうか。「NTTが良い人材をGAFAMに引き抜かれて大変」との記事が少し前にありました。逆回転させるような背策を打てるのか楽しみです。
ひとりごと
中国のゼロコロナ政策の見立てで株価が上下しています。
「短期的にどの業界が潤うか」などは長期投資家として見てはいけないところでしょう。より注目すべきは「中国の長期的な競争力がどうなるか」です。
習近平氏の3期目で面子の問題から政策の固定化の可能性が言われています。ここをうまくしのいで現実的な路線を打ち出せるなら長期の成長にプラスになる可能性があります。これができない場合、将来的に「中国の凋落はコロナで始まった」となるかもしれませんね。
いずれにしても10年、20年単位での影響を見ていきたいです。