12/13(火)の米市場 CPIが予想より低く株高で反応も、FOMC様子見で上げ幅縮小

ニュース
スポンサーリンク

主要指標

トピックス

・米 11月消費者物価指数(CPI)

前年比+7.1% と予想の+7.3%より低かった。前月比 は+0.1% 。 食品とエネルギー要素を取り除くコアベースも前年比+6.0%、予想の+6.1%よりも低かった。労働市場はひっ迫しており、今後財だけでなくサービスがどれだけ下がるかが注目。

 インフレが落ち着いて利上げ局面が長引くことが抑制されるとみて株高、金利安、ドル安で反応。

 FOMCが控える中で、その状況を見極めたいとの思惑から取引時間中に徐々に上昇幅は縮小。

・FTXのCEOが逮捕

 滞在先のバハマで起訴。詐欺など8つの容疑で起訴。

・独 ZEW景況感指数

 -23.3市場予想-26.4よりはよい。エネルギーの一時的な安定が寄与。

CPI発表で安心感が広がり、一気に株価が上がりました。

マップを見ると特にハイテクが大きく上がっているようです。逆にコンシューマ向けヘルスケアや生活必需品関連は下げています。

・原油

 ドル安に反応して原油高で反応

・金

 金利安から相対的に投資魅力が高まり上昇

今後の予定

・FOMC

 14日発表を予定している。市場コンセンサスは+0.5%。

 ターミナルレートなどをどのように考えているかが注目され、コメントも重視する必要あり。

今回は0.5%で変更なさそうですね。経済全体をどのように考えているかのコメントをしっかり確認したいですね。

それにしても市場はFOMCの動向を楽観して見すぎているような気がします。少なくともここで甘いコメントは出せないのではないでしょうか。

繰り返しますが、長期投資家は短期の金利動向で一喜一憂してはだめですよ。