12/16(金)の米市場 弱いPMIと連銀総裁の金融引き締め発言で株安が続く

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トピックス

・米 12月PMI速報値

総合購買担当者指数(PMI)速報値は、前月から1.8ポイント低下して44.6。2009年以来の低水準。

・NY連銀 ウィリアムズ総裁

 「インフレ緩和の兆候は見られるが労働市場はひっ迫している。」金融引き締めを示唆。

・SF連銀 デーリー総裁

 インフレ抑制への「道のりはまだ長い」

・ゴールドマンサックス人員削減

 最大で4000人削減との報道。先日はボーナスも40%以上削減と発表している。

悪い指標に素直に反応していますね。株価反転のタイミングを見るうえで、FOMCも大事ですが、企業の業績回復も必要です。

連銀総裁の発言も引き締め側です。労働市場の安定がないと明確に緩和に舵を切るのは難しいでしょう。ただし金利上昇が止まってもQTは続きますので長期で厳しいことは間違いないです。

ヒートマップでみると薄く広く下げていますね。加えて、テスラなどが大きく下げに貢献しています。

来週の株価は住宅着工件数や前週比の失業保険件数などに反応しそうです。

・為替

 ユーロ安、円高とまちまち。

EUは、米より景気と金融舵取りが厳しいということでしょう。

しばらくは原油下げ、金上げが基本路線ではないでしょうか。