12/18今週のくまポン投資 -12万円。CPI、FOMCを経て景気悪化の足音強し。

資産運用
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今週は買い増しはなしです。
先週比は12万円のマイナスです。為替は1%の円安で助けてくれたのですが、株安に追いつきませんでした。CPI、FOMCとイベントが続きましたが、景気悪化を意識した一週間となりました。
これまで悪い経済指標などは利上げ抑制を意識して株高の材料でしたが、状況は反転したようです。厳しい経済指標はそのままマイナスとして株価に反映されました。この傾向は続くでしょう。
QT、情報技術の変化、地政学リスクなどもある中で、金利の上下だけで株価動向が考えられなくなっています。むしろ金利動向だけで判断しようとしたら、今後想定外のことだらけになると思いますよ。

S&P500のセクター別ではエネルギー以外は全て下げていますね。今後しばらくは上がるセクターは想定できません。その中でもいつかの反転のために勇気をもって買い続けることが必要でしょう。

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良かった銘柄、悪かった銘柄

良かった銘柄
債券(VCLT,VCIT)が良かったです。
VCLTのチャートです。最高値まではかなり遠いですが。ゆっくり回復してほしいです。
景気が悪くなると需給が悪化して債券も安くなる可能性がありますが、一番有効な対処方は無視することですね。そのようなこともあると予想しておけば特に問題ありません。ドルの一強体制が揺るがなければですが。

悪かった銘柄
VCRが先週に引き続き厳しかったです。2番目に構成比が大きいテスラが一週間でマイナス16%とかなり壊滅的な値になっていました。イーロンマスクのテスラ株売却のニュースも問題ですが、テスラのビジネスモデルが今後も通用するかの方が重要です
またそもそもの話になりますが、EVは予想通りの拡大を今後も続けるのでしょうか。科学的にEVを考えれば大きく疑問ありです。EVが環境に良いとの物語は欧州が作り、中国が乗っかっていました。両地域の経済がしばらく元気がないことは確定しています。いずれにしてもPFの中で割合を増やさなくてよかったです。

持ち株の割合

特に大きな動きはないです。
ハイテク系の割合は常に悩みどころです。明らかにGAFAMはビジネスモデルの転換点です。広告モデルは厳しくなり、また人々の余暇時間を使い切ったとの言い方があります。ただしAIの技術・恩恵はこれから経済全体に深く広く浸透していきます。ここの技術を今持っているのはやはりGAFAMであると思います。あまり避けすぎると恩恵を取り逃してしまうかもしれません。

今後の方針

あきらかに景気悪化が予想される中で、ハイテクをどれだけ避けていくかが悩みどころです。VHTやVDCをもう少し買い増していくのもありかと思います。

EPIはルピーの為替が下落トレンドをどのタイミングで脱出できそうかが重要そうです。
カントリーリスクの大きい中国は引き続き避けていきたいです。
日本株はよいニュースもありますが、長期的な成長力は反転していないです。

いずれにしてもアメリカ株については勇気をもって買い続けることも大切です。来週もう少し買い増すことを考えています。