12/19(月)の米市場 景気悪化と金利引き締め懸念の両面から株価下落

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米 12月NAHB住宅市場指数

31と予想値の34より低い。12カ月連続低下。ローン金利、資材の高騰、景気悪化懸念などが下押し材料。

 今後6か月の見通しは4月以来の反転となり、底入れの兆しもみられる。

・マスク氏 Twitter投票

 Twitter社のトップをやめるべきとの投票が過半数を超える。

・欧州 天然ガスの上限価格設定

 ガス価格上限を発動する価格を180ユーロ/MWhで合意した。

・メタ 欧州で反トラスト法

 違反の恐れがあると警告される。最大で世界売上高の10%の罰金もある。

大きな材料がない中、景気悪化と金利引き締め懸念の両面から株価が下がっています。今日も住宅着工件数が発表されるなど住宅関連の指標発表がつづくので、そのたびに株価は反応しそうです。

ヒートマップでは特に主力ハイテク株の下げが大きいのがわかります。ただし、エネルギーやいわゆるディフェンス銘柄の下げは大きくありません。金余りを吸い続けたハイテクの調整だと考えれば問題はありませんただし、ハイテク産業の曲がり角だと考えればまだまだ下がる可能性はあります。株価が高い水準から投資を始めたかたは厳しいでしょうが、耐え時です。

・国債

 FOMCの声明から金利高止まりを意識するマインドが強く、金利は上昇した。

・金

 金利の上昇から、相対的投資魅力が落ちて下落。

インフレと利上げ懸念も根強いですね。いずれにしても今はマーケットがどのようなニュースを聞いても悪い方にとらえる状態です。