今週はVCLTを31万円、VHTを33万円買い増しました。
それを加味した損益は先週比は114万円のマイナスです。3ケタのマイナスはさすがに心に響きますね。
(先週までの集計でVOOで一部集計漏れがありましたので修正しました。)
為替は円高に3.5%触れました。日銀の政策変更の結果ですね。為替損が-110万円なので、それを除くとほぼ変動なしですね。
年間トータルはぎりぎりプラスです。嫁に「一年間やってもうけはないの?」と言われたのがグサリときました。あと数日市場に頑張ってもらって、せめて少しでもプラスで終わりたいです。
アメリカ市場のうごき
景気悪化と金融引き締めの両方が意識されてマイナスでした。どのようなニュースもマイナスにとらえられてしまう環境です。
今のところは景気循環の話にとどまっています。流動性やシステムの問題になっていませんが緊張感は持っていたいです。
S&P500のセクター別ではエネルギーが一番上げていました。原油上昇が効いています。持続的かどうかは判断できませんので、そこにかける気にはなれません。
続いて金融が良かったです。ここも構造的に厳しい業界だと思い私は避けています。
私が消極的な業界がよかったということですね。今週の結果はしかたないです。

良かった銘柄、悪かった銘柄
良かった銘柄
IAUが良かったです。
1年間のチャートです。ここ数か月は順調な動きでは無いでしょうか。色々なリスクがある中での保険の意味も含めて持っている中では悪くない動きだと思います。利下げに合わせて一段高も期待できます。もう少し買い増してもよいでしょう。

VHT、VDCといったいわゆるディフェンシブ銘柄も堅調です。J&JやP&Gを筆頭に、昨年までなら面白くない言われていた銘柄が、土台となって支えてくれています。私は高配当銘柄は疑問を持っていますが、増配を継続できる企業は非常に素晴らしいと考えています。ただ増配銘柄のETFは気に入ったものがありません。増配の定義が短かったり、銘柄に偏りがあります。バランスを考えるとVHTやVDCが良いのかなと思っています。
悪かった銘柄
VCRが先週に引き続き厳しかったです。2番目に構成比が大きいテスラが一週間でマイナス18%となりました。先週も-16%でした。VCRの持ち高が大きくないので、むしろダメージが少なくて助かっているとまえむきにとらえていきたいです。
EPIもよくないですね。インド国内の景気悪化のサインも出ています。また世界景気が悪くなると、新興国へのとばっちりは大きくなります。そのような中で当面は厳しいのかもしれませんね。ただし長期でのポジティブな評価には変化ありません。
持ち株の割合

買い増したVHT、VCLTの割合が若干増えています。
VHTはコロナ後に期待を持たれて上がり過ぎていた時は買いづらかったです。今は落ち着いてきて徐々に買い増してもよいかもしれませんね。
ハイテクは購入しない気持ちがより強くなっています。特に半導体製造の方が最近ネガティブになっています。今までサービスよりはマシだと思っていたのですが。サプライチェーンがこれまでの想定より混乱しそうです。
今後の方針
ハイテクを避けていくとVHTやVDCが中心になっていきそうです。
ここに偏ってもいけないのでそのほかの投資先も検討しなければなりません。そうなると今のところIAU、EPI、債券といったところが候補になります。
他のセクターや、インド以外の新興国も研究して分散をはかりたいです。
日本株は引き続き評価は厳しいです。生活必需品で国内・中国市場への依存が限りなく低いETFがあったら買うかもしれません。いずれにしても国力がダウントレンドの中でよい銘柄を見つけに行くのは、難しい作業になると感じています。