12/28(水)の米市場 中国コロナ、住宅指標による景気懸念から株価は全面安。

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トピックス

・中国 コロナ対策緩和

 感染拡大のニュースが広がり景気先行きに不安が広まる。

米 11月中古住宅販売成約指数

 前月比4%低下の73.9。事前予想の-1%より悪い。前年比では約39%低下で統計開始の2001年以降で、コロナ直後に次ぐ低い値。

・米12月リッチモンド連銀製造業指数

 1となり、11月-9から悪化するとの予想に反してプラスに改善。4月来で最高となった。

・エネルギ―関連

 中国の需要減を懸念する原油安から、エネルギー関連銘柄は大きく下げる。

景気悪化を嫌気されて株安です。

 

ヒートマップでは最も下げているのはエネルギーです。原油安の影響を大きく受けています。ここしばらく原油高で上昇していたので、反落はやむを得ずですね。

ハイテクも厳しいです。金利上昇の影響ですね。またアップルは中国コロナの影響を特に大きく受けているようです。市場としてだけでなく、生産地としての影響も大きいですね。

長期的に見れば世界経済が過度に中国に依存してきたことの揺り戻しが大きな背景にあります。サプライチェーンの再編が落ち着くまでの数年間、もしかすると10年以上はこの観点が重要になりそうです。

・原油

 中国のコロナの影響を不安視して、需要減の観測から下落。

・為替

 経済指標は良好によりインフレ再燃懸念のドル高。

・金

 金利上昇を受けて下落

長期の金利が上がってきています。インフレ対応はまだ続きそうですので、金利動向は楽観できないですね。