12/29(木)の米市場 労働市場の底堅さと中国の財政出動からテクノロジーを中心に反発

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トピックス

・米 前週失業保険申請件数

 22.5万件と予測と一致。その前の週の21.6万よりは増加。若干の冷え込みを示すも、労働市場が底堅いことを示す。

・中国 財政支出を拡大

 来年の経済成長を支援するためとして、財政拡大を中国政府が表明した。

労働市場と、中国から反応して株高になりました。年末の商いが少ない中なのでなんとも言えない部分もあります。

 

ヒートマップは久しぶりに目に優しい緑一色ですね。時価総額の大きいテクノロジー系がの上昇が、大きく相場を引っ張りました。テスラも8%上げていますね。

長期投資としては昨日の上昇は年末に向けて年間収支をととのえるうえでは非常にありがたいですが、それ以上の意味はありません。

特に中国は景気拡大策をうつとのことですが、これまでもできたはずです。このタイミングでの発表が追い詰められた印象を受けます。長期での人民元相場や中国関連株には引き続き注意が必要です。

投資家の避難先としてディフェンシブ株が高くなりすぎているのではないかとの記事がありました。そういわれるとなかなか買える株が無くなってしまいますね。

・債券

景気悪化を見越して10年債利回りは上昇。

・原油

中国でのコロナの悪化などの景気悪化を懸念して下げる。

原油は中国の財政出動のニュースに反応していませんね。

金価格は堅調で何よりです。