12/30(金)の米市場 大きなニュースはないものの、株価はやや下落で今年最終日を終える。

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米 12月シカゴ製造業景況指数

 44.9と予想の40.0を上回る。前月の37.2からも上昇した。

・英国 中国旅行者コロナ検査

 イギリスは中国でのコロナ拡大を受けて、すべての旅行者に対して陰性証明を要求する。

年末で大きなニュースはなく、市場参加者も少ない中でしたが株価は下落しました。今年後半を象徴するような相場ですね。なんとなく景気悪化と金利高の両方を懸念しての下落です。

 

ヒートマップはあらゆるカテゴリーで下げていることを示しています。
不動産が一番悪化しました。ここのところ不動産は厳しいニュースが相次いでいます。利上げのターゲットとなっている部分もあるので仕方ないですね。

エネルギーセクターだけ上げました。原油高の影響ですね。

こうして時価総額の大きさを見てみると、ハイテクの占める割合がまだまだ大きいことを示しています。相場・指数全体はこちらにどうしても引っ張られてしまいます。

長期投資としては中国の外相が前アメリカ大使に交代とのニュースがありました。中国の対アメリカ強硬路線の修正かもしれません。今年は金融・テクノロジーの観点から、中国がアメリカの覇権にとって代わることは難しいことを示しました。来年中国がどのような姿勢で米はじめ国際社会に臨むのか注目です。

アメリカはまだまだ対中強硬政策をやめず、ソ連や日本のように二度と立ち向かう力をなくすまで対抗していくのでしょうが。

・原油

初め備蓄量増加と中国のコロナによる需要減を懸念して下落も、途中から反発。