株式
DOW 30 | 33,596.34 | -350.76 | -1.03% |
S&P500 | 3,941.26 | -57.58 | -1.44% |
NASDAQ | 11,014.89 | -225.05 | -2.00% |

トピックス
・バンカメ モイニハンCEO
「2023年前半はマイナス成長となる。ただしマイルドではある」
・JPモルガンチェース ダイモンCEO
「経済が減速してインフレが購買力を侵食しているため、足元の良好な状態は、長く続かない。
・ゴールドマン・サックス ソロモンCEO
「ボーナス減額や人員削減が実施されたとしても意外なことではない」
・EUの規制当局
「ユーザーにカスタマイズされたデジタル広告に同意するように要求すべきではない」
・アップル
自動運転車の開発を縮小・延期との報道
・TSMCアリゾナ工場
第二工場に400億ドルの動詞を発表。バイデン大統領、アップルのクックCEOなど出席。

大手金融機関CEOたちの発言によって改めて景気減速が意識されたようです。
購買意欲はコロナ下で膨らんだ資産増の効果の限界が、どこかで一気に来るかもしれませんね。その時に一般労働者の雇用状況がどうなるか注目されます。
マップでみてみると、一部のハイテク株が大きく下げていますね。欧州は自分たちの立場を高めるためなら、理屈も利便性も考えずになんでも使うように見えます。

国債
10年 | 3.524 | -0.075 | -2.08% |
2年 | 4.3602 | -0.034 | -0.77% |

景気悪化からの利上げ減速を意識して、金利は下落。

株安かつ金利下げとなりましたね。景気悪化の認識が強まっています。
コモディティ
原油(WTI) | 74.43 | -2.50 | -3.25% |
金 | 1,783.50 | +2.20 | +0.12% |

原油 米景気悪化、ロシア産原油の上限価格設定で下落
金 金利低下を受けて上昇。

原油上昇圧力が負け始めています。中国の消費拡大もそこまで見込めないというメッセージでしょう。今後、人為的に動かせるのはOPECの減産幅くらいでしょうか。
為替
USD/JPY | 136.9630 | +0.2780 | +0.2034% |
EUR/USD | 1.0468 | -0.0024 | -0.2307% |

金利安の観測から、ドルは若干安い。

円は安い方向へジリジリと調整しています。個人の資産的には、円安と株安でほぼイーブンでしょうか。
VIX | 22.17 | +1.42 | +6.84% |

景気悪化のシグナルへの反応でしょうか。今更ですが。
ピックアップニュース:アップル自動運転車開発を延期
記事内容:
・自動運転車の投入時期を2026年までに延期
・ハンドルやペダルがない自動車の開発は断念か。
アップルだけが厳しいのか、業界全体で厳しいのかを見極めないといけません。自動運転がどこまでできるかで、当面のAIの産業規模が決まりかねません。その場合ハイテク企業全体・半導体企業全体に影響があるでしょう。
iPhoneの次の目玉のプロダクトは何か、またわからなくなってしまいましたね。これまで貯めた現金をどうするのでしょうか。ひたすら配当に回す企業になってしまうのでしょうか。
ひとりごと:EUの規制は陰険に思える
EUがターゲット広告を規制との報道がでました。
もちろん表向きは人権保護ですが、なかなか額面通りに受け取れません。EUで産業が厳しくなると世界の成長や利便性を犠牲にして自分たちの都合の良いようにルールを決めに行くような気がしています。
ダブルスタンダードはどこの国も当然あることですが、他の犠牲を顧みないということでEUのそれは陰険なイメージが強いです。こちらに力を注ぎすぎているためにEUでなかなか革新的な企業が出ないのではないでしょうか。
「開かれた競争を望みます」とは言いませんが、他の地域は欧州の言い分に従わなくても良いような枠組みを作ってほしいです。