2023-03

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【3/30(木)米市場】 もはや金融危機はないのか。安心感と金利安期待が広がり株高。

・バイデン大統領 銀行規制  資産規模1000-2500億円規模の中堅銀行に対する規制強化を監督当局に要請した。  SVBバンクなどが破綻したことに対する処置。 ・ボストン連銀 コリンズ総裁  「あと一回0.25%利上げを行い、年末までそのままにするのが適切」 ・新規失業保険申請者数 増加  前週は19.8万人となった。予想の19.6万人をわずかに上回る。 市場は3/31発表のミシガン大学消費者信頼感指数、PCEコアデフレーターなどの指標待ちか
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【3/29(水)米市場】 金融不安の後退、マイクロンの強気の半導体見通しから市場の雰囲気良好。

・バーFRB副議長 SVB破綻、金融不安について  経営陣だけでなく、監督や規制も失敗した。  2021年に当局が状況を把握していたのにかかわらず対応が不十分でなかった。  今後規制強化に向かうことにより、貸出が厳しくなる可能性がある。  共和党は早くも規制案にけん制している。 ・マイクロン 決算見通し  前日の閉幕後に今後の回復に自信を示すコメントを発表した。  株価は7%を超える上昇をした。  半導体関連株全体も引っ張られて上昇。
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【3/28(火)米市場】 金融不安は引き続き後退。株価は金利高のハイテク株安に引っ張られる。

・バーFRB副議長 SVB破綻、金融不安について   SVBの破綻は「銀行の誤った管理の典型例。」  「一部の地方銀行の資本および流動性規則を強化する必要がある。」  また、当局の監督が不十分であったことを認めた。    ただし銀行業務を規制するような新しい規制には、共和党が反対する見込み。 ・ブルームバーグ 景気後退予測が高まる  エコノミスト予想によると12月に景気後退に入る予想は65%と、前月の60%と拡大した。 ・マイクロン 3Qも厳しい  3Qは売上が50%の減少も、市場予想通りだった。  投資も事前発表の下限である70億ドルに抑えるとした。  AI関連の話題が多いものの、当面のメモリ市場は厳しいことを示す。
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【3/27(月)米市場】 SVBの買収先が決まり金融システムへの懸念が後退。

・ファースト・シチズンズ・バンク SVB買収で合意  ファースト・シチズンズは資産1090億ドルで米国30位の銀行。  大幅な割引を受けてSVBの資産を買い取る。  市場には安心感が広がり銀行株を中心に買いが広がった。  特にこれまで下げが厳しかった中堅銀行が大きく戻す。 ・バーFRB副議長  「SVBの破綻は典型的な失敗」  「国内の全ての銀行預金の安全確保に努めている。   システム保護に向け、あらゆる規模の金融機関に対応する用意がある」  金融不安の払しょくに努める。 ・ミネアポリス連銀 カシュカリ総裁  「景気後退が近づいている。」  「銀行システムは強固。銀行からの現金流出は少なくなっている。」 ・商品先物取引委員会(CFTC)  暗号資産取引所大手のバイナンスを提訴。  ジャオCEOは利益のためには規則を無視するように社内に指示をしていた。  FTXはバイナンスが買収方針を撤回した後に破綻している。  バイナンスは暗号資産の取引のシェアは90%ともいわれる。
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【3/23(木)米市場】 期待先行の金利安でハイテク株が高い。地銀株はイエレン発言で再度下落。

金利安を背景としてハイテク株を中心に上昇した。 銀行株は軟調。 ・米地銀 引き続き下落  前日のイエレン議長の銀行預金保証の拡大への否定的な見方から、引き続き経営が不安視される。  最近特に不安視されているファーストリパブリックは6%下落。  KBW 地域銀行指数 は3%下落。 ・イエレン財務長官 預金保護を軌道修正  「正当化される場合は、預金保護で追加措置を行う用意がある」  前日の上院での証言と比べ、下院では表現が追加された。 ・米2月新築住宅販売  前月に比べて1.1%増の64万戸。予想の65万戸には届かずも、住宅市場が安定化しつつあるとして前向きにとらえられる。 ・アクセンチュア 人員削減  1年半の間に1.9万人を削減するとした。コンサルティング業界では最大規模の削減となる。  株価は大幅に高い。
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【3/22(水)米市場】 FOMCは0.25%の利上げ。予想通りも金融不安は続く。

FOMCは予想通りの0.25%の値上げを実施。 イエレン発言で金融不安が再び持ち上がる。 ・FOMC 0.25%の利上げを実施  政策金利の目標金利は4.75-5.00%になった。  利上げなしを見込んでいた市場参加者も多く、株価は下げる。  FOMCメンバーの23年末の政策金利見込みから考えると、あと1回の0.25%利上げがメインシナリオと考えられる。 ・パウエル議長 FOMC後の発言  「経済指標は好調」  「必要であればさらなる利上げもする」  「年内の利上げは見込んでいない」  「銀行システムは健全。SVBは特別な状態だった」 ・イエレン財務長官 預金保護強化に否定的  政府がFDICの現在の25万ドルの制限を超えて銀行預金保証を与えることについては否定的な見解を示した。  ファーストリパブリック銀行の株価は再び大幅下落。市場全体にも金融システム不安がよぎり、株安となる。
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【3/21(火)米市場】 イエレン財務長官が金融不安をしずめにかかる。市場は相変わらず楽観視が強い。

欧米の金融当局の対応を好感している。 金融不安がやわらぎ株価は上昇した。 ・イエレン財務長官 銀行の流動性担保  「政府は小規模な貸し手により多くの現金を貸し出すことができる。」  金融不安時には預金を保護するとして、市場の鎮静化を図った。 ・米 地方銀行へ大手の援助  JPモルガンを中心に中小金融機関への資本状況を話しあう。  イエレン財務長官の発言と合わせて、銀行株は大きく上昇している。 ・FOMC見通し  金融不安前は+0.5%の予測が多かった。  今は+0.25%がメインシナリオで、利上げなしとの観測も多い。
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【3/20(月)米市場】 UBSがクレディスイス買収も、金融不安の芽はまだまだ残る。

・UBS クレディスイスを買収  30億スイスフラン(4300億円)で合意したと発表した。UBSの株価も若干の上昇。  金融株全体としては上昇しているものの、値下がりする銀行株も多く不安定な状態が続く。 ・ファーストリパブリック 格下げ  S&Pグローバルの格付けによってB+に3段階格下げされ、ジャンク債とみなされる。 ・シグネチャーバンク 買い手が見つかる  ニューヨーク コミュニティ バンクの子会社であるフラッグスター バンクはシグネチャーの資産約380億ドルを取得することで合意した。シグネチャーの40の支店ははフラッグスターの支店として営業を再開する。  SVBは引き続き買い手が見つからず。 ・アマゾン 人員削減  9000人の追加解雇を発表した。「不確実な経済」の分析が完了したため。  アップル以外のIT大手は人員削減が続く。
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【3/20週 米国市場見込み】 UBSによるクレディスイス買収は決まるも、金融は波乱継続か。

アメリカでは引き続き銀行の金融危機の話題が非常に多いです。    週末にUBSがクレディスイスを救済することでまとまりました。ただし、結果的に非常に安い金額の買収です。投資家が投資先として他銀行を信用できないことは変わらないでしょう。   SVBの後始末や、中小銀行のキャッシュ問題も引き続き対応が検討されています。政府関係者がバフェットと接触を持っているとの話しも出ています。この先どのように進むかドラマとしては非常に楽しみです。  FOMCが3/21,3/22の二日間で行われます。金利の上げ下げの話でなく、何を語るかに注目です。「金融危機対応としてなんでもする」といってしまえば、引き続きモラルハザードの問題があります。債務上限問題などで共和党の協力を得なければならないバイデン政権としては、あまり強いメッセージを出しづらいのではないでしょうか。ただし、中途半端なことをすれば金融危機再燃の可能性もあります。非常に対応が難しいですね。
資産運用

【3/19今週の投資結果・市場】 -44万円。金融危機が言われても崩れない株価。

損益はマイナス44万円でした。 今週の売買はなしです。為替が2.7%ほど円高に振れたので、それによる影響が大きいです。これだけ金融危機の話が出ている中ですが、実はS&P500は今週+2.1%でした。金利が下がっている影響で大型ハイテク株が高くなっており、全体としても意外に健闘している結果となりました。
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