今週の結果は-32万円でした。先週に引き続きマイナスでした。
S&P500で-2.9%くらいのところ、私のPF全体では-1%くらいでした(自社株分だけ詳細非公開です)。
アメリカで厳しい決算の会社も多かったですし、仕方ないですかね。
今週のピックアップ
*ここからの騰落の表記は円貨への変換なしです。
よかった銘柄
ライオン +1.98%
為替分を除くと米国が株、債券、金と全滅でした。いいものを探すのが難しいです。
その中で少し光をみせてくれたのが日本株のライオンでした。
もともとディフェンシブであることと、株主優待のために最低株数を買っていました。
PFのなかの比率も0.4%と少しだけの保有です。
ただし、この一年で株価が2/3になっており、もともと騰落が厳しかった銘柄でした。
ただ今週については、全滅とは気分的に違いますので、その分では今回助かりました。
全体としては、株は生活必需品セクターを厚めに持っていることと、債券や金にも分散していたことによってS&P500よりも下がり幅が少なかったことでよしとします。
悪かった銘柄
VCLT(米国長期社債ETF) -1.81%
どれを取り上げようか迷うところです。例えばアマゾン、テスラなどが入ったVCR(一般消費財セクター)は-5.93%でしたし。。。
あえて債券のETFを取り上げます。
私のPFの中でVCLTは13.3%を占めています。
私が投資をはじめたころに株と債券は逆相関のために、リスクヘッジのためPFに債券を入れることは有効と聞きました。
景気が悪い時は株価が下がりますが、金利が下がっていくので債券価格はあがるという理屈ですね。
VCLTの5年チャートです。見事に下がっています。

初期の購入前提からは多くの誤算があり、厳しい状況になっています。
①債券価格が市場の購買意欲にもよるので、年々株・債券の逆相関が崩れてきている。
②その中でも私は景気でリスクが増す「長期社債」を選んでしまっている。
③今、金利が上がりながら景気が悪化する局面になっている。
「金利が上がることが決まったタイミングで売ればよいのに」と言われてしまいそうです。
私としては、購入した価格くらいに戻っただけですし、毎月利払いを続けてくれますので「そこまで敏感にならなくてもいいかな」くらいの感覚で持ち続けています。
今後について
何を買ってよいかわからない局面ですね。
不動産関係も資源株もコモディティも信用できません。
現金最強説まで出てきてしまいそうです。
依然としてバフェット指数でみた米株価は割高です。
ただし、ウクライナ戦争で米国の情報企業のインフラとしての強みが明らかになりました。
短期的には株価が半分に落ちる可能性もありますが、最終的には力強い成長をすると信じてS&P500を買いましていきたいです。