今週の私のPFは+25万円でした。
率にすると+0.7%です。
為替が2%を超える円安だったので、それがなければマイナスです。
年初からの損益ではプラスマイナス0近辺をさまよっています。
今週のピックアップ
市場トピックス
・米非農業部門雇用者数 予想:+32.5万人 実績+39万人
予想より良かったです。
アメリカ経済が順調であることの証拠なのでしょうね。
これで当面の利上げは順調に進められるとのムードになっています。
当面では6月、7月に0.5%ずつの利上げをする可能性がより高まったのでしょう。
そのために株価は下がってしまいました。
現在価値に直す時の、割戻し率が高くなるとの理屈ですね。
ただ個人的には納得いかないです。
現象と結果だけを書いたら、経済指標好調→株価安くなる です。
株価の値付けが適当なものであることを示しているように見えます。
「働く人が予想より6万人多かったらアップルの株価が3%下がる??」
う~ん、感覚的には違和感が大です。
よかった銘柄
三井物産 +3.4%
資源株と考えると、そろそろ限界かなと感じていましたが、粘りますね。
原油、鉄などの価格は今後景気悪化が明らかになってくると厳しくなるのではないでしょうか。
それに伴って三井物産の株価も厳しくなるのではないか。。。とも思いますが、今の利益水準から考えると、株価は2倍以上になってもよいです。
なかなかに悩ましい銘柄です。
悪かった銘柄
VHT(バンガード・ヘルスケアETF)-1.2%
高齢化や途上国の発展などを考えて長期で見れば、安定した成長が見込めるのではないかと思っています。
構成銘柄のTOP10です。

通常医薬品はなかなか厳しい競争環境でしょう。
ただし、バイオや装置関連はまだまだ競争力があると思います。
今後の景気悪化に対してディフェンシブ銘柄としての動きを期待していますし、買い増していくのもありだと思っています。
今後について
情報関連企業への規制が私が想定していたよりも厳しそうな気がしてきました。
個人データを収益に変えること自体が幅広く否定されそうです。
これは利上げよりも大きな問題でしょう。
GAFAMでこれを打破するほどの力強い事業は何でしょうか。
「EVだ」というのであればとても買えません。
競争軸が全く違い、かつ強敵が多い分野です。
S&P500でも時価総額で加重平均をとったVOO(バンガードS&P500ETF)では結局構成銘柄の上位はハイテク株です。
当面ハイテク株を排除するために、S&P500も買わないというのも選択肢の一つの気がしてきました。
ただし、次の爆発的なイノベーションはAIの新しい使いかたで起こるのではないかと思います。
そうであるのに現在のAI最強企業たちを外すのも違うと思いますし、これもまた悩ましいという表現になります。