AIへの期待でハイテク株が高騰。熱狂の中で一週間を終わる。

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NVIDIAの決算発表からのAIへの期待が継続しています。
ハイテクが力強く市場を引っ張っています。
債務上限問題も好転と考えられ、市場はよい雰囲気でした。

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指標、ニュース

AIへの期待が引き続き全体を引っ張る。

・AIへの期待
 先日のNVIDIAの高騰から、AIへの期待の期待が続きハイテクの買いが続く。
 マーベルテクノロジー マーフィーCEO「24年度のAIの収益は前年の二倍」
 関連のソフト、設備、装置などで幅広く上昇した。

・債務上限問題
 マッカーシー下院議長「進展があった」
 市場は支出制限で合意に近づいているとした。
 債務上限を2年延長する案の可能性が高い模様。
 合意の場合に備えて、議員はすぐに議会に集まれるように指示が出ている。

・米4月 個人消費支出(PCE) 前年比
 PCEデフレータ 4.4% 前回:4.2% 予想:4.3% 
 PCEコアデフレータ 4.7% 前回:4.6% 予想:4.6%
 予想より若干高く、引き続きの利上げの可能性を予感させる。
 IMF ゲオルギエワ専務理事は、PCEを受けて金利引き締めを維持するべきと発言した。

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債務上限問題も雰囲気好転です。

前日はAI関連の中でも選別があったように見えました。
昨日は全面的に関連株は高くなりました。
AI関係では競合に比べて厳しいとみられていたインテルも上昇です。

PCEが予想よりも良かったものの、金利は大きく反応しませんでした。
市場で今後の金利は道筋ができたのと、債務上限の進展の安心感による相殺でしょうか。
これも株価には好影響ですね。

セクター別、個別株

引き続きハイテクが大きく上昇。

通信技術セクター +2.7%
 AI関連は全面高となった。
 NVIDIAの恩恵を前面に受ける。

一般消費財セクター +2.2%
 PCE好調を受けて消費の底堅さを見越した買いが入る。
 アマゾン、テスラが全体を引っ張る。

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ハイテクと消費の二本柱ですね。

銀行関係も悪くないですし全体的に良いです。
市場は今は熱狂の中ですので何とも判断がつかない状況です。
債務上限問題が終わるくらいで我に返ったときにどのように動くかでしょうか。

NVIDIAが良いのか、AIが良いのかの分析も必要です。
当然両方の要素がありますが、前者の要素がかなり大きいかもしれません。

長期投資として AIの恩恵

対話型AIは間違いなく広がるでしょう。
弊害も多く言われていますが、うまく使いこなせたら仕事の効率が上がるのは間違いないです。

どのような業界に恩恵が大きいでしょうか。
事務作業を大きく置き換えられる企業でしょうか。
マーケティングのアイディア出しの効率化でしょうか。
コンシューマーへと対する企業で、うまくセールスを手伝ってくれる企業でしょうか。
エンターテイメントの使い方でしょうか。

個人的には期待も込めてコンシューマーへのセールスです。
結果が出るにはしばらくかかるでしょうけど。

まとめ

AIへの期待がまだ熱狂に包まれています。
どこかで冷静になったときの動きを見極めたいですね。
決して諸々の他の問題は解決していないです。
市場が良い時こそ冷静に考えたいです。