AI関連が調整の株安。全体としては様子見が続く。

ニュース
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引き続き大きなニュースはない中で少し調整が入りました。
特にハイテクの調整が大きいです。
全体的には引き続き様子見ムードです。

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TOPニュース

大きな指標発表はなし。

カナダ中央銀行利上げ
 予想に反して0.25%の利上げを実施した。
 景気の過熱に対応する必要があると判断した。
 米国でも利上げ継続が意識される。

中国 5月貿易統計
 輸出は-7.5%と予想の-0.4%を大きく下回る。
 世界の景気低迷による需要減が大きく響く。

 輸入も4.5%減と苦戦が続く。

・前週 住宅ローン申請件数
 1週間前から季節調整済みで1.4%の減少。
 引き続きローン金利は6%を超えており不動産は苦戦が続く。

CPI発表、FOMCなどを来週に控え引き続き低調な動き。
FOMCでは利上げは行われないとの予想が多い。

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景気の見方としては厳しいニュースが多いです。

株価はハイテク関係を中心に下げた銘柄が多いです。
特に大きいニュースがあったわけではありません。
株価があがり過ぎの懸念の中で、金利上昇圧力があった影響を受けました。

セクター別、個別株

ハイテク全般が苦戦。

エネルギーセクター +2.1%
 原油の反発につられたのと、これまでの下げが大きかった調整が入る。

情報通信セクター -2.0%
 グーグル、メタを中心にこれまでの上昇の調整減が大きい。


 

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生活必需品などは引き続きパッとしません。

マップを見る限りではAI関連銘柄全般に調性が入りました。

だからと言って上昇銘柄がエネルギー他このタイミングで捕まえに行くのは厳しいセクターに見えます。
焦らずにもう少し長期間の動向を見極めたいです。

長期投資として 中国の動向

貿易がふるいませんね。
景気に連動しての増減はある程度仕方ありません。

長期的な問題は中国製企業がブランド力を持っているか?です。
単純に価格・性能の問題であれば相対的に追いついてくる国は必ずあります。
その時に「この企業のものが欲しい」と思わせる企業がどれだけあるでしょうか。

国のイメージの問題もありますが、ブランド力の高い企業が育っている感覚はありません。
中国の企業への長期での投資を選択できない一因でもあります。

まとめ

市場はこれまでのAI関連の株高の調整が入りました。
特に心動かされることなく、じっくり長期の動きを見ていきたいです。