「インフレ」の怖さと投資の意味

資産運用
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今のご時世で「インフレ」の話を言うと後出しジャンケン感が強くて、ためらいがあるのですが、、、
資産運用で一番大事なことと考えています。

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インフレとは

一言でいうと「ドーナツの値段が高くなる」ことですね。
こうだったのが

こうなることです。

いいかえると、現金の価値が下がって、思ったほどドーナツがかえなくなることですね。

投資とは?

投資とは現金を他のもの(株や債券)に変えることですね。それで現金に換算したときの価値を高めようということですね。つまり10000円で株を買って、X年後に20000円になっていたらいいなということです。

ドーナツを基準にしてみましょう

現金でなくてドーナツを基準にして考えてみましょう。

20年後に100個のドーナツをどのように手に入れるかということです。
「現金」の価値が落ちていたら、ドーナツを100個買えるはずだったのに、買えなくなります。

そして現金の価値は基本的には下がるようになっています。
(穏やかな)インフレでないと、経済・財政のいろんなことが行き詰まってしまうので、基本的にはみんなインフレにしようとしています。

もちろんドーナツはたとえです。生活水準とか、生活必需品とかですね。

極端なインフレと投資

歴史や外国の例を見ると、現金はドーナツに対して極端に価値が下がることがあります。

ところが、ドーナツを作り出す仕組み(会社)の一部である「株」とか、希少性が保たれる「金」であればどうでしょうか。感覚的にもドーナツに対して極端に価値が下がるということは少ないのではないでしょうか。
その中でもドーナツを作る材料や工程の仕組み(会社)をできるだけ広く買うのがインデックス投資ですね。

よって投資をするかしないかというのはおかしな言い方だと思います。
将来のドーナツへの交換に備えるのに、現金だけで持つか、ある株だけで持つか、金だけで持つか、それらを組み合わせるか、というたくさんの選択肢の1つとして「現金にで全部持つ選択をする」というのがあるだけですね。

まとめ

「どのような資産の保有の仕方で、将来できるだけ多いドーナツと交換するように準備するか」が投資の本当の目的と考えています。
現金はそれ自体は「使えない」ので、その増減が本当の問題ではないということですね。