ハイテクを中心に幅広い銘柄で上昇しました。
新規購入分を除くと+107万円です。
債券やゴールドが株の上昇についていけていないです。
引き続きS&P500には負け続けていますが気にしないようにします。


今週の米国市場まとめ
FOMC
予想通り利上げはありませんでした。
ただし今後の見通しで、年末までに0.5%の利上げを見込むとしたのがサプライズでした。
それなら今0.25%を上げても良いのではないかと思いますが、当局の慎重さが伝わってきます。
市場は大きな反応はありませんでした。
消費者物価指数(CPI)
1年前に比べて+4.0%と予想よりも低く、インフレ収束が進んでいることが示されました。
ただし食品・エネルギーを除くコアが予想より高かったです。
結局エネルギー価格が下がっていることを示しただけかもしれません。
労働市場
新規失業保険申請が予想より増えるなど若干の軟化がみられます。
労働市場はインフレの最後の砦となっているだけに注目します。
セクター別

全てのセクターで上昇しました。
再度AI関係の銘柄は大きく上昇しました。
景気に相関がある株も上昇しています。
ヘルスケア関係の下げだけが目立ちますね。
ユナイテッドヘルス・グループ幹部が高齢者の手術が増加していることを発表しました。
保険関連会社の支払いが増えると考えられ、株価が大幅に下落しています。
今週の売買・損益
VDC(バンガード 米国生活必需品セクター ETF)を55万円購入しました。
このAI関連が大きく上げている中でハイテク比率は上げづらいです。
株は161万円増ですが、新規購入分を除くと損益は107万円のプラスでした。
市場が調子良い時こそ慎重に投資を進めたいです。
私の良かった銘柄、悪かった銘柄
良かった銘柄
VCR(バンガード米国一般消費財 サービス セクター ETF)
先週に引き続き非常に好調です。
テスラが大きく引っ張てくれていますが、景気好調と見て幅広い銘柄が上昇しています。
三井物産
引き続き強いですね。
バフェットが購入したことで日本の投資対象の象徴になっています。
日本の株に買いが入ることと、商社株が強い理由は重なる部分もありますが完全一致してはいません。
そこは注意ですね。
悪かった銘柄
IAU( iシェアーズ ゴールド トラスト)
ドルが相対的に強くなっているので、ゴールドは厳しい環境ですね。
逆相関のものがあるのは良いことだと思い、持ち続けます。
持ち株の割合

買い増したVDCが1%シェアが増えました。
見直してみるとEPIを増やせていないですね。
今後どこかで新興国の株を増やしたいです。
長期目線での投資方針
今週はアメリカの強さが際立つ一週間でした。
中国は景気の悪さに耐えきれず金融緩和を進めるとのことです。
ドルに対して元が安くなっているからです。
インフレ率が収まっているのはロシアからの安い原油が手に入る影響があるのではないでしょうか。
これ以上通貨が下落して、もしロシアからの原油が入らないようなことになれば厳しいことになりそうです。
中国の挑戦が破れるとのことになれば、アメリカ一強がしばらくは続きそうです。
まとめ
FOMCや他の経済指標が多い一週間を乗り越えました。
好調の流れは企業決算が崩れない限りは中々変わらないかもしれないですね。
そうなると次のピークとなる7月後半までは無風の可能性もあります。
少なくとも来週は重要指標も少なく、大きな波乱はなさそうです。