【2/15(水)米市場】堅調な小売り指標を金利上昇懸念よりも、景気が底堅いとして株高

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トピックス

・米 1月小売売上高

 前月比で3%の上昇。インフレに対応する社会保障費の増額や、雇用の堅調さが原因か。

 消費が順調であることをプラスにとらえて、株価は上昇。金利の上昇懸念を上回る。

NY連銀製造業景況指数

 -5.8も、市場予想の-18よりはよかった。前月の-32.9よりも大幅改善。

 見通し、新規受注は大幅に改善した。

・Airbnb 決算

 2022 年に最初の黒字を達成した。足元の旅行需要の回復も示す。株化は13%の大幅上昇。

・テスラ

 テスラ氏がTwitterの新CEOを年内に任命することを発表。株化は2%上昇。

・シスコシステムズ

 注残分の解消と5Gなどの急速な需要増に支えられて成長見通しを引き上げ。

 市場終了後の決算発表で、時間外の株価は大幅高。

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全体:

小売り売上高で引き続き消費が堅調であることが示されました。昨日はよいニュースはよいニュースとして素直に好感されました。

その他もよいニュースが多かったです。アメリカ経済は底堅いですね。

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セクター別:

幅広いセクターで上昇しています。

特に上昇が大きいのがハイテク関係です。金利下落と需要が順調であることが好感されています。Microsoftが下がったのはこれまでの上昇ペースが良すぎたご愛敬でしょうか。

一方でエネルギーセクターが下がりました。原油の下落を反映しています。

私としてもハイテクのサプライチェーンの懸念が少し和らぎました。少しハイテクを増やしてもよいかなと思いはじめています。

・原油

 米在庫が2021年夏以来の最高水準まで増加していることを受け、足元の消費減として価格は下落。

・為替

 円は米の金融引き締めと日本の金融緩和両方が意識されて円安ドル高。

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小売りが順調である指標のなか、原油の在庫上昇とのことです。インフレで単価がかなり上がっているとの解釈になりますでしょうか。

ゴールドが落ち着いてしまっていますね。今は本当に保険となっていますが、数年の単位で考えます。