【2/6今週のアメリカ市場】 消費・労働市場は引き続き注意。インフレ克服はまだ言えない。

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おはようございます。
今週も各社決算発表がつづきますが、GAFAがそろった前週に比べると顔ぶれは地味ですね。ただし、ハイテクのサプライチェーンのさかのぼりと、消費関係の決算は引き続き注視したいです。
米中関係が飛行船の領空侵犯ででまたおかしくなりそうです。来週は飛行船の解析がすすむでしょう。
ウクライナでは欧米の武器支援のニュースが続いています。原油価格などにどう表れるでしょうか。西側は今年の冬を乗り切れそうなことで、経済的にも自信過剰になってないでしょうか。

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指標予定

先週は労働市場の強さでサプライズがありましたので、引き続き注視します。
また消費者動向は決算と合わせて見たいです。
コロナ期の過剰貯蓄がすでにどれくらい消費に回ったのかよくわかりません。様々な統計があるようです。急に消費が止まる可能性もあるかもしれませんね。

決算予定

消費関係に注目です。ただし良くても悪くても解釈に困りそうです。よっぽど突き抜けた数字が発表されれば別ですが。

長期投資のピックアップ

中国
 春節が終わりました。旅行・帰省は活発だったようです。労働者が工場しっかり戻ってきているかは今のところよくわかりません。稼働状況をもう少し見てみたいです。
 アメリカを領空侵犯した飛行船が撃墜されました。外相会談直前という明らかにアメリカが狙ったタイミングでの発表・対応です。中国としては、このようなことに力を注いでいる余裕はないでしょう。国内経済でやるべきことはたくさんあります。住宅問題は解決したとは全く思えません。
 それにしても一昔前は何十年という長期視点であれば中国が有利になるといわれていました。今は人口動態や労働力人口の観点から焦っているように見えます。

ウクライナ戦争
 欧米の武器支援が続いていますが、なんとなく戦闘が落ち着いている見方をしがちです。原油などの値下がりもあたり前のように感じています。しかし川下製品は値段は落ちていません。ここから一段の戦闘激化による原油高があった場合、インフレは非常に厳しいことになりそうです。
 日本人はウクライナを善と見て、最終的には善が勝つとのバイアスを持ちがちです。そこは冷静に見たいです。長い歴史からすると西側諸国の悪者っぷりもひどいですし。