【2/9(木)米市場】 金融高官の発言で金利高を意識。グーグルなどハイテクを中心に厳しい。

ニュース
スポンサーリンク
にほんブログ村 株ブログ 米国株へ 応援のクリックをいただけたらうれしいです。

トピックス

FRBウォラー理事

 インフレとの戦いが長期化するとしてさらなる利上げを示唆。

NY連銀ウィリアムズ総裁

 インフレを抑制する金利を数年続けなければいけない可能性に言及した。

・前週新規失業保険申請件数

 19.6万人と事前予想の19.0万人を上回る。

・ディズニー決算

 EPSが予想比+25%とアイガーCEOの下で回復が進んでいることが示された。また人員削減も好感されて一旦株価上昇。 

・ペプシコ決算

 EPS1.67ドルと事前予想の1.65ドルを超える。株価も1%上昇。

<br>

全体:

要人の発言を受けて、改めてFRBの利上げが意識されています。

8%まで金利を上げる必要があるという人もいるようです。インフレとの戦いはやはり大変だとすると先日のパウエル議長の「ディスインフレに入った」との言葉は何だったのかと思いますが。

<br>

セクター別:

ほぼ全面安です。特にハイテクが金利高意識の影響を受けて下がっています。

個別銘柄ではグーグルが対話型AIの評判がよくないことを受けて、連日の大幅な下落です。検索シェアを奪われるのではないかとの懸念ですね。市場を独占的にとってしまうと、あとはシェアは下がるしかないということですね。

テスラ、セールスフォースなど個別で好材料があった銘柄の上昇もありますが、全体としてはインフレ意識の厳しいムードです。

・国債

 利上げ懸念からの金利高が進む。

・ゴールド

 金利高を受けて下落。

<br>

引き続きインフレ対策が必要です。景気もどこまで悪くなるかわかりません。スタグフレーションに備えなければなりません。株を中心にしながらも資産を分散することが大切でしょうね。スタグフレーションに金や不動産などの実物資産は有効とされています。とにかく今は欲張らないことが大切です。