【3/1(水)米市場】地区連銀総裁の発言から金融引き締めと判断して株安。

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ISM製造業製造業景況指数

 47.7となり、6カ月ぶりに上昇した。予想の47.8よりはやや低い。

 不安定な需要と高まるインフレ圧力から、引き続き50を下回った。

シカゴ連銀グールズビー総裁

 「政策立案者が市場の反応に過度に依存することは危険であり、間違い」

 「これらの伝統的なデータを実体経済からの現場での観察で補うことが重要」

・アトランタ連銀ボスティック総裁

 「FF金利を5-5.25%に引き上げ、2024年もしばらくその水準で維持する必要がある」

・ミネアポリス連銀カシュカリ総裁

 「(利上げが)0.25%か0.50%かは、どちらもありうる」

 「次の利上げはばより、当局の金利予測分布図(ドットプロット)で示唆する内容の方が、はるかに重要だ」

・HP

 足もとのPC需要が厳しく、前年同期比で売り上げは18%減少。

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全体:

ISM製造業製造業景況指数は悪かったものの、概ね事前予想と同じなのでサプライズはなしです。今日は金融高官の発言が引き締めを連想させるものとして、金利高、株安になってしまいました。金融当局と市場の利上げ意識の差が徐々にうまっています。

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セクター別:

まちまちとなっています。

公益、不動産といったセクターが下げていますが、全体への影響はハイテクの下落が効いています。

一方でエネルギー・素材は大きく上げました。

個別で見てみると最近上げていた銘柄が下がり、上がっていた銘柄が下がるなど調整色が強いように感じます。

株価が大きく下げる予想も出てきていますね。最近の株価は中国の景気回復期待に支えられている部分が大きいと感じます。中国人は不動産の状況から景気後退を心配しており、そこまでマインドが良いとは感じません。今後市場がパニック売りになったときに平静を保てるように心の準備をします。

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・国債

 各高官の発言は金融引き締めを示唆するものとして、金利は上昇を続ける。

・原油

 米在庫の減少を受けて、原油価格は上昇。

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金利がかなり高水準に戻ってきました。債券購入を進める記事が多いです。このようなことが新聞に出たときは出遅れた場合が多いですが、さて今回はどうでしょう。