【3/6(月)米市場】アップルがGSの買い推奨で市場を支える。全体的には様子見ムード。

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トピックス

・米SF連銀デイリー総裁

 「ディスインフレは確実でない」

 「金融政策を一段と引き締め、長期で維持することが必要になる可能性が高い」

・JPモルガンチェース ダイモンCEO

 「最大の懸念はウクライナの戦争と中国」

 「ソフトランディングはありうる」

・アップル

 ゴールドマン・サックスが中立から買い推奨に変更した。新しい判断の責任者が、デバイスでなくサービスの事業の成長が見込めるとの見方。株価は2%上昇。

・テスラ値下げ

 モデルXとモデルSを値下げを発表した。値下げは今年2度目となる。

 

明日のパウエルFRB議長証言今週発表のADP雇用者数、雇用統計、失業率を控えて取引は様子見ムードもある。

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全体:

今後の各種発表を前に、穏やかな週の開始となりました。株価はほぼ横ばいです。

株価の割高さが言われるようになりました。注意が必要です。楽観シナリオも可能性はありますが、メインシナリオは「景気を悪化させてでも雇用・物価を抑える」です。

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セクター別:

上げ下げマチマチです。

ハイテクのサービス関係は好調でした。アップルに対する買い推奨変更に引っ張られています。

下げで目立つのは半導体と素材です。中国の今年の成長率目標を5%としたことで、中国景気はやはり厳しいとの認識が広まったでしょうか。原油は高くなっているので、はっきりとは言いづらいですが。

ただしこの辺りの銘柄は最近上昇していたので、反発もあったと考えます。

明日のパウエル議長の証言ですが、先日の「ディスインフレが始まった」という表現は修正してくるでしょうか。その場合株安に振れるかもしれません。私は短期動向は追わないのでそこに注視しているわけではないですが。

・原油

 中国の成長率の解釈で揺れるも、最終的には景気回復とみなして原油高。

 サウジは4月積みのアジア、欧州向け価格を引き上げ。

 ロシアがUAEへの輸出を増やしていることが判明した。

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原油の世界はそのまま世界情勢を表しますね。先日UAEがOPEC脱退を検討しているとの報道がありました。すぐにロシアとの関係が言われています。アラブの中でも中国・ロシアチームに近く国が増えるということでしょうか。その場合サウジは欧米との関係修復に動くのでしょうか。目が離せません。