債務上限問題が経済のトップニュースになってきました。
経済指標、決算は今のところ持ちこたえていますが、果たして今週はどうでしょうか。
今週は製造業・小売りに注目です。


米国市場
債務上限問題がクローズアップされています。
デッドラインは6月1日とされています。
市場では、それまでには「何とかなるだろう」という空気がまだあります。
ただし万が一の時の悪影響が大きいということで市場は慎重になっています。
金融不安、景気悪化への懸念、インフレの高止まりも引き続き市場の重しとなっています。
こちらは簡単に懸念がぬぐえるものではないです。
スタグフレーションもささやかれています。
データ発表予定

製造業の景気指数が発表されます。
事前予測ですでに大幅悪化が予想されています。
半導体関係が想定よりも厳しいかもしれませんね。
最近、最強TSMCすら厳しくなっているとの発表がありました。
AI関係だけでもっていた感がありますが、そこまで強い底上げ力があるとは感じません。
決算予定

小売りの大物が続きますね。
中国の輸出は伸びているようですので、堅調かもしれません。
通信設備のシスコと、半導体製造装置のアプライドは個人的には注目します。
中国との関係についてのコメントも重要です。
長期投資のピックアップ
ウクライナ戦争
ウクライナの反撃作戦が始まっているようです。
当面の戦闘では優勢なようです。
戦争がどのような条件で終わるのかは想定がつきません。
投資としてはそのイメージがわかない中で戦況に反応しても仕方ないですね。
戦況によっては今年の冬のエネルギー問題や食料問題が起こる可能性はあります。
この辺りは注意したいです。
まとめ
製造業、小売りの重要発表がつづきます。
景気サイクルの問題だけであれば仕方ないですが、構造的な変化点には注意したいです。
引き続き長期的な見方を忘れないように心がけます。