金融不安と景気後退懸念が続きますね。
今週はCPI、PPIの発表もあります。
発表直後に市場に変動があっても、長期的に考えたいです。


米国市場
引き続き金融不安が続いています。
先週はパックウェスト、ウェスタン・アライアンス、ファースト ホライズンなどの地銀が大きく下落しました。
ファーストリパブリックの破綻のときは、特殊な状況なので他の銀行は同じことは起きないと言っていたアナリストもいました。
今の状況ではとても安心できません。
不安が不安を呼び、信用収縮になる可能性も否定できません。
また、何をもって金融不安の収束とするのかの判断も難しいところです。
心理的な要素が大きいだけに難しいところです。
データ発表予定

インフレ指標であるCPI、PPIが発表されます。
基本的には下がる方向です。
労働市場は強いままです。
その中でCPI、PPIが多少予想から変動しても直ちに金利政策に影響を与えらるかは微妙ではないでしょうか。
明らかに一時よりは少し存在感が落ちました。
原油が景気後退懸念から弱含んでいます。
そうなるとエネルギー会社にとってはマイナスです。
経済全体にとってはある程度安値で落ち着くのがベストです。
決算予定

GAFAMが終了したので、1-3月の決算発表はピークが過ぎた感じですね。
5/15週には個人消費の大物(ウォルマート、ホームデポ)があるので、今週は一休みの雰囲気ですね。
長期投資のピックアップ
中国
外交が忙しいですね。
先週も上海協力機構、アフガニスタン、パキスタンとの関係など外交ニュースが山盛りでした。
少し国内経済の話題が薄くなっていますが、引き続きこちらも注目です。
不動産に関係した不良債権、実体と公表データの乖離などはとても大きな問題です。
中国が世界経済に貢献してくれるなら素晴らしいことです。
ただし、思ったよりも頼りにならないとのシナリオも必要だと考えています。
まとめ
今週は金融不安と景気後退懸念の中でのCPI、PPIの発表です。
注視は必要ですが、短期の動きはあまり見ないようにしたいです。
引き続き投資姿勢は慎重な姿勢を崩さないようにします。