さあイベントが多い一週間のはじまりです。
これだけ重要指標が多いと景気の先行きの見方が固まるかもしれませんね。
「景気がとても良い」ことはないでしょうから、そこそこか不況かどちらかでしょうけれど。


米国市場
小売りや製造業の先行きに黄色信号がともっている中、労働市場も弱い指標が出始めています。
ここからは金融引き締めの反動である景気後退は受けざるを得ないでしょう。
景気循環は仕方ないですが、本質的には経済成長率への影響です。
中国がどのようになるかは一番の注目です。
米国も低成長となってしまうのか企業のイノベーションが問われます。
データ発表予定

非常にイベントが詰まった一週間になります。
インフレ、景気、鉱工業、小売りと重要指標ばかりです。
まずは注目はCPIですね。
PPIは体感的にも落ち着いているので、CPIもある程度で落ち着いたらインフレ終了のサインとみなされる可能性があります。
これらをクリアしながらFOMCの政策金利が発表されます。
サプライズはなく、一旦金利はステイとなるでしょうがFRB議長声明を楽しみにします。
決算予定

指標が濃すぎるので埋もれてしまいそうですが、、、
それでも有力ハイテク企業の決算が二件あります。
ハイテク優勢の流れを切らずに決算発表を乗り切れるでしょうか。
長期投資のピックアップ
AIの行方
さすがに株価が上がりすぎとの声も出ています。
NVIDIAだけでなく関連していそうな企業は軒並み上げています。
足元の景気は決して良くないので、次回の関連企業の決算を見て落胆されるかもしれません。
いずれにしてもここで大きく儲けようとするなら大企業でなく今後大化けする企業です。
逆に言うとそのような企業を発見できないのであれば、慎重な投資を続けるべきでしょう。
まとめ
イベントの多い一週間の始まりです。
一喜一憂というよりは、短期の動向にはつられずに楽しんでそれらを見ていきましょう。
あくまで視点は長期でいきたいです。