コカ・コーラの決算は好調。ディフェンシブ銘柄のありがたさよ。

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大型ハイテク株の決算を前に穏やかな動きでした。
株価はほぼ横ばいです。

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株価の動向
コカ・コーラが今週の決算の先陣を切って、好調な滑り出し。

経済指標
・独 Ifo景況感指数
 93.6。予想の93.4、前回の93.2を上回る。
 特に期待指数が改善しており、見通しの改善を示した。

企業決算
・コカ・コーラ
 増収増益。EPSは0.68ドルと予想の0.65ドルを上回る。
 販売量は3%増加。
 通年で7-8%の売り上げ増の見込みとの見通しを変えず。

クレディスイス
 1Qで 9.2兆円の資金流出。全預かり資産の5%に相当。
 いまだにその傾向は反転はしていない。

・ファーストリパブリックバンク
 720億ドルの資金流出が起こった。
 時間外で株価が大幅下落。
 中堅銀行の厳しさが改めて明らかになる。

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銀行の良し悪しが分かれていますね。

コカ・コーラの決算はとてもありがたいですね。
ディフェンシブ株はかくあるべき との内容です。
少し景気が悪くてもコーラを飲む人はへりませんね。

ファーストリパブリックバンクの資金流出は分かっていたことだと思いますが、大きく下がってしまいました。
これで金融不安が再燃する状態ではないようですが。

セクター別・個別株
総じてディフェンシブ株が優勢。

エネルギーセクター +1.5%
 原油の大幅回復を受けて上昇した。

ハイテク関係
 これまでの好調の反動か。
 特に半導体が下がっており、決算前の警戒が進む。


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ハイテクが慎重な動きです。

ハイテク大手の決算で決算で設備投資がどのように出るか楽しみです。
サプライチェーンの分断、補助金などで半導体は増産を促されている中、サーバーなどが弱いと、インテル、マイクロンなどの半導体チップメーカーは苦しいです。

国債・商品・為替
景気悪化により、金利低下が意識されている。

為替
 ドイツ景況感指数が好調で、ユーロが上昇。
 ドル自信も金利低下により下落。

原油
 ドル安に応じた投機的な動きで上昇か。
 需給で特に引き締まる要素はなし。

まとめ
さあ、今日からは大型決算が相次ぎます。
今日だけでも、マイクロソフト、グーグル、GM、ビザ、テキサスインスツルメンツなどがあります。

ハイテク大型株にどうしても目が言ってしまいますが、雇用の動向には製造業も注目です。
原油が下がり基調、ドル安傾向、世界経済は大崩れしておらずとの中でこちらも堅調であることを期待します。