今週と来週のマーケットみながら諸々

資産運用
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今週の状況

今週のS&P500の状況です。
見事に赤いですね。。。

アマゾンを筆頭として、特に成長株とされてきた銘柄への決算への失望売りが山ほど出ました。
いわゆるバリュー株へのシフトがより進むでしょう。
また現金の価値がみなおされるかもしれません。

ところで、GAFAの今後に対しては私は懐疑的です。
・Google WEBうえでの自動的な情報収集は今後厳しくなる。世界で一番それをうまく行っていた企業にはその逆風も厳しいのではないか。ウェイモは競合が多すぎて未知数。
・Amazon 自社のマーケットで売れるとわかった商品は、自社で買い付けてそれまで頑張っていた個人や中小商店を駆逐するやり方がすきになれず。
・Facebook メタバースは将来激戦。勝てるか全くよめず。
・Apple GAFAの中では情報の自動収集に最も頼っておらず比較的安定か。ただし自動運転が激戦。

懐疑的と言いながら次世代の事業が成功するかもしれません。
そこを読み切るのは私には無理ですので、広く株を持つしかないかなと思っています。

相対的に情報技術でのアメリカのシェアが下がる可能性はあります。
ただし、ロシアが戦争を起こして、中国が不安定な今は明らかに有事です。
国力、軍事力を考えたときに、米以外の国に期待しすぎてはいけないかなと考えています。

来週の予定

アメリカで3─4日に開催される連邦公開市場委員会(FOMC)が最大のイベントですね。
米株はここでの0.5%の利上げは織り込んでいるのでしょう。
その場合、直近の株価動向にはパウエルFRB議長がどのような発言をするかが焦点になります。

しかし、FRBに「金利の上げ下げだけで世界のインフレに対応しろ」というのは無茶ぶりが過ぎるのではないでしょうか。
戦争による物不足と、半導体の生産キャパシティ不足の値上がり要因と、住宅着工件数が落ちること、コロナの後かたずけと、その他諸々を一つの指標だけで解決できるわけがないと思います。
今回は何をやってもFRBはたたかれそうですね。

心の準備として

ロシアの戦争、中国の不安定化、FRBの最速の利上げ見込みと、過去に例のない事態が重なっています。
株価も極端な下がりかたをするかもしれないとか、これまでの成功法則が通用しないかもしれないということは想像しておきたいです。