地銀3行が次のターゲットか。暴落にも動揺しない体制づくりをしたい。

ニュース
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昨日も株価が下がりましたので、不安になってしまうでしょうか。
地方銀行の動向で市場が揺れています。
長期投資としてはこれに過剰に反応しなくてもよい体制を取りたいです。


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指標、ニュース

地銀の経営不安が続いている。

・地銀 株価急落
 パックウェスト 
  買収候補者と協議していることが判明した。
  「株主価値を最大化するためのすべてのオプションを引き続き評価する」
  株価は51%値下がり。
 ウェスタン・アライアンス 
  身売りの検討をしているとの報道あり。
  同社はこれを否定している。
  株価は38%値下がり。
 ファースト ホライズン
  カナダのトロントドミニオンへの売却を断念。
  当局への承認が不透明であることによる。
  株価は33%値下がり。

・ECB 0.25%の利上げ
 「引き続きインフレ率は目標値の2%よりも高い」
 「利上げはまだ停止しない」

・マイクロソフト AMDのGPUに協力
 CPU大手のAMDがAIに使用されるGPUへの参入に協力するとの報道。
 GPUはNVIDIAが圧倒的に強い。 

・アップル決算(時間外)
 iPhoneの売り上げは減少。
 売上、収益は市場予想を上回り好感されている。

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次のターゲットが明らかになりました。

地銀の状況は厳しいですね。
ファーストリパブリックは一旦破綻してからJPモルガンに救済合併されました。
身売りの疑惑が、破綻という連想で株安となっています。

しかしこの株価の変動で大きく儲けている人もいるでしょうね。
株価暴落のタイミングが絶妙です。

決算は引き続き総じて耐えている印象です。
ただしガイダンスが悪いので、次のクォーターも注意が必要です。

セクター別、個別株

景気後退懸念から、値下がりしたセクターが多い。

不動産セクター +0.6%
 金利安を好感。
 労働市場はしっかりしており、個人消費も底堅い。

金融セクター -1.3%
 地銀を中心とした金融不安に足を引っ張られる。

資本財・サービスセクター -1.3%
 景気後退懸念から下落。


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ニュースどおりの変動ですね。

銀行はバンカメ、ウェルスファーゴなど大手も下がっていますね。
厳しい展開が続きそうです。

ハイテク関係は金利安による上振れ圧力で目立ちませんが、半導体は注視です。

長期投資として

金融不安の報道に一つ一つ反応していたら、不安が自分にも伝染してしまいます。
長期投資としては防御力のあるPFを組んで落ち着くのを待つようにします。
具体的には堅い株と、債券、商品、現金などで資産バランスを整えたいです。

間違ってもこの変動に乗じて儲けようとは思いません。
不安の「元」が明確になっている以上、FRBや政府の電撃介入で反転することもあるでしょう。

まとめ

銀行株は地銀だけでなく、株価変動は大手にも波及しています。
長期投資としては慎重な投資姿勢は崩さないようにしたいです。
過度な反応をしてメンタルをすり減らすことは一番避けたいです。