大きなニュースはありません。
イベントの多い来週に向けて様子見が続きます。
金曜に少しでも株価が上がってくれたので、週末は気持ちよく過ごせそうです。



TOPニュース

引き続き大きな材料はなし。
・テスラ、GM 急速充電器で提携
テスラの充電器網(スーパーチャージャー)が2024年にGMにも開放される。
フォードに続いての提携発表となる。
テスラは先行投資の負担が軽くなる。
・ネットフリックス新規加入者増
アカウントの共有を防ぐ厳しい措置を導入してから加入者が大きく増えた。
好感して株価も上昇した。
CPI発表、FOMCなどを来週に控え引き続き低調な動き。
FOMCでは利上げは行われないとの予想が多い。

ニュースが小粒です。
FOMCの前週は穏やかに終わりました。
FED watchによると7割が来週のFOMCで利上げなしを見込んでいます。
労働市場で少し弱い指標も出ていますので、利上げは難しいでしょうか。
世界景気の減速と重なり、下振れの振幅が大きくなりそうなので注意ですね。

セクター別、個別株

一部ハイテクで支える構図が続く。
通信技術セクター +0.4%
AI株は概ね好調を維持した。
これまでNVIDIAに隠れていたAMD、クアルコムなどが上昇幅が大きい
素材セクター -0.7%
特に海外景気の弱さを嫌気して原料の弱気相場が続く。


終末に向けて特に慎重な動きです。
下げているセクターが多いですが、時価総額の関係でハイテクが頑張ると全体は上昇してしまいます。
いずれにしても来週に向けて慎重な動きに終始しています。
長期投資として QTについて
QT(量的引き締め)はニュースになることが少ないです。
急に方針を変えることはないのでトピックスとして面白くないのでしょうね。
だからこそ長期のトレンドとしては重要かなと考えています。
コロナでばらまいたお金を今回収しています。
正確な表現としては購入していた資産を放出しています。
次回景気後退のときに金利・財政の対応だけなのでしょうか、QTの方針変更に手を付けるでしょうか。
短期では間違いなくQT終了の方が株価は上がりますが、長期の競争力・財政規律のためには安易に手を付けないことを祈ります。
まとめ
穏やかな一週間が終わりました。
来週はFOMC、CPI発表などイベントが多いです。
激動となるのか、織り込み済みとして大きな変動なく淡々と消化されるのか注目です。