米国内外の金融引き締めを意識も、ハイテクを中心に反発。

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米国もその他の主要国も利上げが意識されました。
金利上昇もハイテクを中心に買戻しが入っています。
様子見のムードも続いていますので傾向は大きくは動いていません。

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インフレ懸念が続く。

・パウエルFRB議長 議会証言
 「インフレ率はまだ高水準。インフレ率2%まではまだ遠い。」
 「労働市場が強い。」
 「FOMC参加者のほぼ全員が、年末までに追加利上げをすることが適切だと考えている」
 「銀行システムの強化の多柄、地域銀行の自己資本規制の強化は予想していない。」

 インフレに対する引き締め継続を示唆した。
 金融にも時間を割き、システム安定化への関心の高さを示した。

・海外利上げ
 英国中央銀行は0.5%の利上げを行い政策金利を5%とした。
 インフレの対応がまだ高い水準で続くことを示した。

 スイス、ノルウェーも利上げを行い金利は10年以上ぶりの水準となった。

来週多くの指標が発表されるのを前に様子見も目立つ。

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利上げ傾向まだ続きます。

米国も海外もまだインフレ率自体は高いです。
利上げの効果は時間差で効いてきますので、徐々に対応が難しくなっていきます。
中国経済の失速という要素がどこまで大きいかで、さらに難度はあがります。

セクター別、個別株

上げ下げのセクターはほぼ半分づつ。

通信セクター +1.2%
 ハイテク関係は前日の下げが厳しかった分、反発した。

エネルギーセクター -1.5%
 景気減速見通しから原油価格が下落。
 それを受けてエネルギーセクター株も下落した。
 オレゴン州の郡がエネルギー企業・業界団体に対して、気候変動による被害に500億ドル以上の提訴をしたことも嫌気された。


 

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全体的には景気悪化が反映されています。

感覚としては市場で守りが意識されていると感じます。
景気は良くないとの判断が働いています。

金利が上昇する中でも、ハイテクの株価は上がりました。
前日の下げの反発とは言え相場全体を支えてくれています。

長期投資として 各国の金利について

各国の対応がいくつかに分かれていますね。
非常にシンプルにすると、
①米国 様子見
②欧州 利上げ継続
③中国、日本 金融緩和

東南アジアは①と②の間でしょうか。

②はインフレ制御がきかない、③は経済が弱いとすると 米国と長期での経済力が広がっているのかもしれません。

そして米に近いような政策の国も良い状態かもしれません。
ただし為替覇権国とその他では違いますので慎重に見極めたいです。

まとめ

一部株価は反発しましたが全体的な傾向は大きくは動いていません。
今週はこのような状態が続きそうですね。