老人の投資について思うこと

資産運用
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老後資金は、虎の子だからこそ大事に大事にしなければならないでしょう。
そのためには一度投資の意味から整理した方がよいかも知れません。

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老人の投資の意味

老人に限ったことではないかもしれませんが、、、
①運用してお金を増やす。
②インフレ負けをしにくいように資産分散をする。

②の意味では老人こそが投資が必要となるのではないでしょうか。
投資をしない人を「日本円全張り」という言い方もしますが、老人こそ避けるべきでしょう。

アンパン一個が1000円になり、必死でためた2000万円が200万円の価値しかなくなったら一気に余裕がなくなります。
長年の貯蓄の苦労を考えたときの精神的ショックも大きいです。

インフレは起こるのか

「自分が生きている間、日本で生活が破綻するようなインフレは起きない」という考えもアリでしょう。
日本は構造的に金利を高くできないのでインフレが起こらないとの話もあります。

しかし今海外でインフレになってみると、世界から日本だけが断絶することは無理だろうなと思います。
「壊滅的なインフレ」は、起こる可能性は低いかもしれませんが、個人的には備えなければならないと考えています。

どのように投資するか

老人になったときに急に投資を始めて、うまくいく確率は低いでしょう。

私の親は団塊世代ですが、年相応にですが明らかに理解力や判断力、新しいことを吸収する力が弱くなっています。
自分の親にインフレの怖さを分かってもらったうえで、どのように資産を分散するべきかをしっかり話し合える自信はないです。

資産運用の現実的な対処法としては下記でしょうか。
①信頼できる身内に任せる
②信頼できる業者に任せる
③早くから勉強をしておき、多少判断力が衰えても継続できる投資方法を準備しておく

本当はあるべきは②だと考えます。
本当に強いプロがしっかり対応してくれるなら、その人に任せるのが一番でしょう。
但し、任せる人と任される人の利益を一致させるのは難しく、①や③を優先せざるを得ないくしているのだろうなと実感します。
または真摯に対応している会社ほど、老人へのアピールのは難しいのかなと思います。

結局は正しい投資にたどり着けない場合も多く、それなら一切投資をせずに現金だけ持つという考え方も合理的だと思います。

自分のことはどう考える?

私が老人になるまでには、まだ20年はあります。
今できることとしては③を前提として日々勉強することでしょう。
20年後には、②が主流になることもちょっとだけ期待しつつ。