1/11(水)の米市場 CPI発表を前にインフレ懸念後退から株価上昇

ニュース
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トピックス

・ボストン連銀 コリンズ総裁

 「次回FOMCでは0.25%の利上げに傾いている。」

・FTX捜査

 新たに50億ドル以上の換金性の高い資産が発見された。

・ウェルスファーゴ

 住宅ローン事業の縮小を発表した。訴訟リスク、収益性から判断。

・ブラックロック

 全従業員の約3%にあたる500人の人員削減を進めることが明らかになった。

 

引き続き12日のCPIの発表まち。予想は+6.6%と前月の+7.1%から減少見込み。市場は金利を+0.25%とする見方が強い。

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全体:

大きなニュースはない中で株価は全体的に上げています。市場参加者が12日発表のCPIが事前予想を下回る方に賭けているということですね。確かに景気悪化の兆候、ウクライナ戦争の膠着状態を考えるとインフレは足元では落ち着きつつあるでしょう。

それにしても楽観視しすぎではないでしょうか。

 

セクター別:

ハイテクが大きく上げています。金利安を意識ですね。

金融セクターも上げています。ここは以前下げがきつかったので、揺り戻しもあるでしょう。

生活必需品などがさえない状況は続きますね。これまで上げ過ぎていただけでなく、投資先の相対的な魅力としても負け始めているのかもしれません。

長期投資としてはハイテク関係に楽観できる状況ではないです。景気循環以外の懸念事項が解消されたわけではないです。慎重に、コツコツとのスタンスは変わりません。

FTXの資産発見ニュースは、想定よりも良い方向でこの件が収まることを示しているかもしれません。

 中国のコロナ政策により、需要増として価格上昇。

・原油

 中国の原油輸入量がで昨年同時期を上回っていることが分かった。

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