1/13(金)の米市場 CPI発表に続きミシガン大調査でもインフレ懸念後退で株高

ニュース
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トピックス

・ミシガン大調査

 消費者マインド指数速報値は64.6前月の59.7から上昇した。予想の60.7を上回る回復を示す。

 1年先のインフレ期待は4%に低下した。2021年4月以来の低水準。事前予想は4.3%。

大手銀行決算

 JPモルガン・チェース、バンク・オブ・アメリカ、シティグループ、ウェルズ・ファーゴが決算を発表した。軟調な内容も、不況に備えて準備を進めていることが確認された。

米債務上限

 イエレン財務長官が議会に来週に債務上限に達すると警告した。

 債務上限が引き上げられなければ、政府の期間が一部停止する可能性がある。

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全体:

昨日のCPIの発表にミシガン大学の調査結果が加わり、インフレ後退への安心感が広がっています。

ウクライナ戦争や米中貿易摩擦なども最近はニュースが少なくなっています。ただし、半導体の規制は中国の経済にボディブローのように効いてきます。長期投資としてはコロナの政策よりもそちらの方がはるかに大きな要素です。そしてそちらは収まる気配は一切ないです。

 

決算シーズンが始まりました前の四半期よりドル安に動いているので、その分は回復しそうです。

そこに騙されないようにシビアに見ないといけないですね。ハイテクはよいニュースが少しでもあればよいですが、リストラの話ばかりでは今後厳しいです。TSMCの決算が足元は良かっただけに、サプライチーン全体の状況を見たいです。

 

セクター別:

ハイテク、エネルギー、ヘルスケア、金融など幅広く好調ですね。インフレ懸念後退が好感されていますね。

一方で輸送関係は厳しいです。原油高への反応でしょうか。

ヘルスケア、生活必需品は少し戻してくれました。コツコツと上昇してくれることを期待します。

・為替

 日銀が再度利上げに傾くとの観測からドルに対して上昇。また前日発表のCPIも利上げ減速としてドル下落の材料となった。

・原油

 中国の景気回復に対する楽観論が広まり、需要回復の期待から上昇。

ゴールド

 金利安から相対的な魅力があがり、引き続き上昇。

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ゴールドの好調が続きます。だいぶ上がりましたが、まだ買っても大丈夫かなと思っています。どこかで金利は下がっていくと思いますので。

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