今週は買い増しはありません。
損益は先週比マイナス67万円です。厳しいですね。
為替が3.5%の円安でした。これがなければプラスでしたので、大きく為替に左右されてしまいましたね。


アメリカ市場のうごき
今週は12月の米CPIが発表されました。インフレが抑えられているということで株高方向に動いています。ドル安も進みました。
セクター別では金利安を見込んでハイテクが上昇し、いわゆるディフェンス銘柄が大きく落ち込みました。こうなると私のPFは厳しいですね。ただ、今の状況で株価上昇や金利安を見込む市場は行き過ぎです。私のメインシナリオとしてはハイテクを中心にもう1波乱、2波乱あると考えています。
波乱要素の1つはハイテクのビジネスモデルの行き詰まりです。米中摩擦や、半導体製造のリスクもあります。この辺りのリスクが顕在化すると、ドンと下がる可能性があります。

一方で日銀がさらなる利上げをするとの観測が強くなっています。下図のようにイールドカーブがあまりにもいびつになっています。1/17,18で日銀政策決定会合があります。この時に日銀が耐えきれずに利上げするとの観測です。しかしどこまで金利を上げたら市場は納得するのか予想がつきません。
上げ過ぎると円の安心感が揺らぐ可能性があります。生活への影響も大きいです。当面は円高方向の警戒が必要ですが、将来的には極端な円安になる可能性があり、日銀としても悩ましいでしょう。

良かった銘柄、悪かった銘柄
良かった銘柄
VCRが良かったです。
構成比1位のアマゾンと2位のテスラがともに大幅高でした。ただし長期的には特によいニュースはなかったので、この上昇は無視します。買い増し候補にはなりません。
IAUもよかったです。
政治リスクが大きく、波乱がある可能性があるので、避難先をしっかり確保しておきたいです。
悪かった銘柄
VDC、VHTが悪かったです。
一年間の騰落を見てみました。オレンジ:VDC、赤:VHT、青:VOOです。まだまだかなり差があります。どこかでハイテクの比率も上げていかなければならないですが、まだしばらくは厳しいかなと思います。

持ち株の割合

VDCが軟調だったので、VOOが一番高い構成比になりました。
引き続き債券、ゴールド、インド株はもう少し増やしてもよいでしょう。
今後の方針
引き続きハイテクの割合をおさえていく方針に変更はありません。株以外の資産でできる限りヘッジもしていきたいです。
FRBの政策金利のことばかりがニュースになっていますが、中期で見たときはQTの行方をしっかり見ていきたいです。日経新聞から図をおかりしましたが、このようなスケジュールで資産圧縮が進まないのであれば買い場が来るのかなと考えています。そのころには次を引っ張る産業も見え始めているとよいですね。
