1/17(火)の米市場 製造業指数、GS決算などから株価は全面安。

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トピックス

・NY連銀 エンパイア ステート製造業調査

 -32.9 と予想の-8.1よりも悪かった。景気先行きの見通しの暗さを示す。

ゴールドマンサックス

 第4四半期決算は利益が69%減少と予想を下回る。

・モルガンスタンレー

 41%減益も予想よりは減少幅は少ない。

・中国2022年GDP成長率

 3.0%と目標を大きく下回る。人口も61年ぶりに減少となった

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全体:

米企業の決算発表がつづきますが、景気が悪いことを示していますね。昨日は特にゴールドマンサックスの決算によって相場全体が足を引っ張られました。

一方中国のGDPが予想より悪かったことも発表されました。中国の統計の信頼性を考えると3%成長でも疑わしく思ってしまいますが。

 

セクター別:

ほぼ全面安です。テスラやNVIDIAなどいくつか大型株が踏ん張ってくれたおかげでS&P500の下げ幅は大きくなかったですが、ダウは全面安を反映した下げ方になりました。

セクター別では素材が最も悪かったです。工業の悪化のサインを反映しています。

ハイテクは前回為替での下振れが大きかったので、今回どこまで戻るかは注目しています。

・為替

 日銀の政策決定会合の動きを警戒してやや円高に振れる。

・原油

 中国の景気回復への期待が続く。上下に動くものの下値を支える。

ゴールド

 このところの上昇続きを受けて一服。

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日銀の動きを予想したくなる気持ちもありますが、長期投資としては目先の動きは無視ですね。

短期の為替トレーダーの動きにはのってはいけません。